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August 2007 の記事

突然の瞬電
室内の蛍光灯が一瞬消え、
PCの電源も落ちて再起動がかかり、
ルータのランプもちかちしている。

何の前触れも無くあわてる暇もなく、
電気を使いすぎたか、と思ったけどブレーカーは大丈夫みたい。

それより何より、
何事も無かったように たんぱく質を畳み続ける PS3。
ええっ?なんでお前は無事なの?

ルータがリセットされたせいで「ログアウトしました」という
メッセージは表示されたけど、再起動もせず平然と動き続ける
そのたくましさに驚いた。

その後はひどい雷雨になって、停電の原因は判明しました。


昨日 FIXSTARS さんのサイトを見ていて
下記のニュースをみつけました。

リアルタイム音響測定用ソフトウェア RT-IR01 販売開始

これは PS3 を使った実用ソフトで、PS3 をただの DSP ボックス
として活用しています。アクセラレータとして演算能力しか
使っていないようです。

PC とは LAN でつなぎ、操作も出力も PC で行うので完全に
周辺機器状態です。

こんな活用の仕方もあるんですね。
ゲーム機の活用といえば、過去にもファミコンを通信端末にしたり、
めがねの試着ソフトを走らせたり、もあった気がします。

Folding@Home もそうですが、端末用途でもなく、PC 代わりでもなく、
純粋に CPU 能力が活用されているのは今までに無く新鮮です。


前日のエントリの続きです。
PS3 リモートプレイで Folding@Home
さらに emobile の EM・ONE 経由のリモートプレイを試してみました。

PSP も無線LANルータだと比較的簡単に通信設定できるのですが
今回は EM・ONE を使う関係上 PC 経由で接続します。

使用した無線LANアダプタは Planex の GW-US54Mini です。
このアダプタはダウンロードできるユーティリティを使うことで
アクセスポイントとして機能させることができます。

ただし対応 OS が WindowsXP/2000/Me/98SE とのこと。
残念ながら Vista ではユーティリティが起動しませんでした。
以下 XP のノートPC で実験しています。
(結局 Lets R4 に XP を入れなおしました)


●GW-US54Mini のユーティリティインストールと確認

 ダウンロードした GW-US54Mini のユーティリティ・ドライバを
 インストールします。

 ドライバインストール後に GW-US54Mini を USB ポートに差し込むと
 認識し、無線LANアダプタとして使えるようになります。

 ノート本体にも無線LANアダプタが内蔵されているため、ここで追加
 されたアダプタの接続名は「ワイヤレスネットワーク接続2」に
 なりました。
 この名前は環境依存なので必要に応じて読み替えてください。

 マイネットワーク のプロパティを開き、Explorer の表示を詳細にすると
 "ワイヤレスネットワーク接続2" のデバイス名が
   「PLANEX GW-US54Mini 54Mbps Wireless Mini USB Dongle」
 となっていることが確認できます。

 このままでは無線LANアダプタが追加されただけなので、
 ユーティリティで動作モードを変更します。


●ユーティリティの設定

 アイコントレイに PLANEX GW-US54Mini ユーティリティのアイコンが
 入っているので、ダブルクリックして設定画面を呼び出します。
 無ければスタートメニューから起動します。
 ここで使用したユーティリティのバージョンは 2.18.0.0 です。

 (1) 右上の「動作モード:」を「アクセスポイント」に切り替え

 (2)「More Setting..」ボタンで次の画面へ

 (3) General Connection Setting の [Change] を押して
   SSID に適当な名称を入れて [Apply]

 (4) Authentication を「Shared Key」にする

 (5) WEP を「Enable」にする

 (6) WEP の右側の [Setting] ボタンを押す
   [変更] ボタンを押して、
    キー長は 64bit のまま
    キーフォーマットを文字列に変更
   キーインデックス #1 に
   任意のパスワードを5文字で入力。[適用] を押す。

 一番下の Bridge Adapter は「No Bridge」にしておきます。


●EM・ONE によるダイヤルアップ

 EM・ONE をモデムとして使い、インターネット接続できるように
 設定します。

 まずは EM・ONE 用の USB ドライバをインストールします。

 設定方法は EM・ONE のマニュアルダウンロードページから
 下記の 26_S01SH_UseAsModem.pdf を参照します。
  ・取扱説明書ダウンロード
 データ通信(モデムとして使用) 26_S01SH_UseAsModem.pdf

 マニュアル通りに設定し、ここで作った接続名を仮に
 「emobile EMONE」としておきます。

 マイネットワークのプロパティを開き、ダイヤルアップの欄に
 「emobile EMONE」が入っていることを確認します。

 EM・ONE を接続するとなぜか「ワイヤレスネットワーク3」が
 増えました。これでネットワーク接続の画面には

  ワイヤレスネットワーク
  ワイヤレスネットワーク2
  ワイヤレスネットワーク3

 と3つ並びます。
 非常に紛らわしいので後の設定で名前を間違えないようにします。


●接続を共有にする

 マイネットワークのプロパティで、ダイヤルアップの
 「emobile EMONE」を選択し、マウス右ボタンから
 プロパティを開きます。

 詳細設定で「インターネット接続の共有」にチェックを入れます。

 ホームネットワーク接続の欄は、GW-US54Mini で設定した接続を
 選びます。今回の設定では「ワイヤレスネットワーク2」が相当します。
 ここを間違えるとつながりません。

 共有設定したらダイヤルアップ接続してインターネットに
 つないでおきます。


●PSP をつなぐ

 ここから先は PSP の操作です。

 (1) 「ネットワーク設定」 を選択

 (2) 「インフラストラクチャーモード」 を選択

 (3) [新しい接続の作成] を選択

 (4) 「手動で入力する」 を選びます。

 (5) SSID を入力します。これは「●ユーティリティの設定」の (3) で
   登録したもです。

 (6) ワイヤレスLANセキュリティ設定を「WEP」にします。
 
 (7) WEPキーを登録します。「●ユーティリティの設定」の (6) で
   入力した5文字の文字列です。

 (8) アドレス設定は「カスタム」を選びます。

 (9) IPアドレス設定を「自動取得」にします。

 (10) DNS設定 を「自動取得」にします。

 (11) プロキシサーバーを「使用しない」

 (12) インターネットブラウザ を「起動しない」にします。

 (13) 接続名を適当につけて完了です。

 設定内容を保存したら接続の確認をします。


これで、PSP から PC+EM・ONE 経由でインターネットに接続できる
ようになりました。うまくつながったらセキュリティ設定をもっと
強くして大丈夫かもしれません。

ノートPCと EM・ONE さえ持ち歩けば、どこでも PSP でブラウザ接続
やダウンロードできるようになるわけです。(ゲームも未確認だけど
できるっぽいです。)


●リモートプレイでつなぐ

ここまできたらあとはリモートプレイで接続するだけです。

あらかじめ PSP と PS3 を USB ケーブルでつないでペアリング
しておく必要があります。
リモートプレイをする(インターネット経由)

もし可能なら、あらかじめ家庭内 LAN 接続でリモートプレイの接続
テストを済ませておくといいでしょう。
インターネット経由でのリモートプレイ時は、さらに
PLAYSTATION Network のアカウントを PSP 側にも登録する必要が
あります。がんばって設定します。

うまくいけばどこでもいつでも Folding@Home や「まいにちいっしょ」
を楽しむことができるでしょう。


今回は USB で EM・ONE をつなぎました。
もし Bluetooth 内蔵のノートだったら Bluetooth 経由で EM・ONE を
モデムにすることができます。ということは

 HSDPA → Bluetooth → 無線LAN → PSP

と3種の無線接続を経由することになりますね。


ちなみにレスポンス速度ですが、かなり電波状況の悪いところで
テストしたので速度はいまいちでした。EM・ONE の電波状態表示で、
常に 2本~圏外を行き来するような場所です。
EM・ONE 単体でテストしても 500Kbps くらい。

リモートプレイの設定は最低の 256Kbps で、かなりタイムラグが
あって画面の更新頻度もむらがあって、操作も待たされる感じでした。
画面の確認はできるし見てるだけならいいけれど、リモートプレイ
での操作は少々厳しいようです。
もう少し電波状況が良くて、1~2Mbps 出てる場所で試してみたい
ところです。



いつものように Folding@Home のアイコンを選んでそのままおいといたら
v1.2 への更新確認画面で止まったままでした。
たぶん 1WU くらい余裕で処理できる時間です。大失敗。

二度目の更新 v1.2 で Folding@Home もさらに改良されました。
Folding@home for PLAYSTATIONR3バージョン 1.2

特にリモートプレイへの対応は、以前 こちらの記事 で「強く希望」と
書いておきつつ、後から「やっぱり無理だよなと」思っていたので驚き。
早速試してみました。

Folding@Home Remote

リモートプレイを使うと、PSP でシミュレーション進行状況をモニタ
できるようになります。

家庭内でリモートプレイを使って PSP をサブモニタにしてもいいんで
しょうが、この機能が本領を発揮するのはおそらくインターネット
経由でのモニタリングでしょう。

出先でも進行状態を確認したり、シミュレーションを止めたり、
レスポンス速度を必要としないので相性がいいかもしれません。

リモートプレイの接続方法はいくつかあります。

・インターネット経由で接続する
・家庭内で接続する
  ・PS3直接接続
  ・無線ルータ経由

今回は「家庭内で接続する」だけ実験しています。


リモートプレイでどれくらいシミュレーション速度が遅くなるか見てみます。
本体だけで描画時 0.0728sec/frame くらいのデータが、
リモートプレイで 0.0796/frame ほどです。
この数値は起動直後の値なのであまり厳密ではないですが、
リモートプレイの方が必ず数値が大きく(遅く)なるようです。

ただし、1.2 で追加されたスクリーンセーバー解除直後は
リモートプレイ時でも 0.0732 くらいとそこそこ速い速度でした。
スクリーンセーバーのロゴ画面自体も通信で PSP に送られていますが、
圧縮負荷が低くあまり負担をかけないのかもしれません。
ちなみに本体だけだと、スクリーンセーバー解除直後はさらに速いです。
(0.0708 くらい)


リモートプレイで Folding@Home を起動し、そのまま PSP を切断しても
Folding@Home は動き続けています。PS3 側はリモートプレイ待機画面の
ままとなっており、PSP で再接続するとすぐシミュレーション画面を
見ることができます。

この待機状態でも画面の生成は行われているようで、シミュレーション
速度はリモートプレイ通信中と変わりませんでした。

リモートプレイ時でも、スクリーンセーバーが起動していれば
そこそこの速度になりそうです。
速度優先なら本体だけ+スクリーンセーバー時がやっぱり速いですね。
テストはすべてノーマルモードで行っています。