新規に View カードを作成して、無事 iPhone SE 本体側の Apple Pay にも登録できるようになりました。前回登録できなかったのはやはり手持ちのカードの種類が問題だったようです。

今回 Apple Watch Series 2 で出来るようになったこと
・Suica 支払い
・Suica 定期券
・iD 支払い
・QUICPay 支払い


● Suica へのチャージは Apple Watch 側でも可能

iPhone 本体側の Apple Pay が有効になったので、Apple Pay 経由でも支払いできるようになりました。

Apple Watch Series 2 内の Suica へのチャージ方法

Device 使用するアプリ 支払い方法
iPhone SE Suica アプリ Suica 登録クレジットカード
iPhone SE Suica アプリ Apple Pay に登録したカード
Apple Watch S2 Watch 側の Wallet Apple Pay に登録したカード

Apple Watch 側のチャージ画面

applepay_watch03.jpeg

Suica 定期の更新も Apple Watch 側で出来るようです。

applepay_watch04.jpeg


● Suica の履歴確認は iPhone 本体の Watch アプリを使う

Suica の利用履歴は iPhone 側の Watch アプリで見ることが出来ます。こちらは即座に更新されるので、改札通過時に正しく認識されたかどうかも確認できます。

1. Watch アプリ
2. Wallet と Apple Pay
3. Suica を選択
4. 「情報」の欄を「ご利用明細」に切り替え

Suica アプリの「チケット購入・Suica管理」→ 「SF利用履歴(前日まで)」にも履歴がありますが、こちらは当日のものが反映されません。


● エクスプレスカード登録の Suica が反応しない場合は

「エクスプレスカード」に登録したカードは、サイドボタンのダブルクリック無しでもリーダーにかざして使用することができます。もし反応しない場合は、Watch アプリからもう一度「エクスプレスカード」を選択し直すと良いようです。


● 利用時のカード選択

サイドボタンダブルクリックで支払いモードになりますが、このとき左右フリックで直接カード選択が可能です。Watch 側の Wallet を起動した場合は「メインカード」が表示されているので、左上の「閉じる」を押してからカード選択できます。


● iPhone がなくても支払いできる

Apple Watch だけ持ち歩いて、iPhone と通信が切れている状態でも iD で支払いができました。手ぶらでも Apple Watch だけで財布&定期代わりに使えるのは便利です。



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新型の Apple Watch Series 2 は Apple Pay (FeliCa) に対応しており、Suica や QUICPay 等の電子マネーとして使うことができます。iPhone SE とペアリングしているので、この組み合わせで Apple Pay を使ってみました。

発売 世代 SoC CPU Felica
2015 Apple Watch 初代 S1 1
2016 Apple Watch Series 1 S1P 2
2016 Apple Watch Series 2 S2 2 対応

●iPhone SE 本体の Wallet には登録できない (カードによる?)

iPhone SE 側の Wallet アプリでは手持ちのクレジットカードを登録できませんでした。カードの画像認識画面まで行きますが、この本体には登録できないと言われてしまいます。手持ちのカードが対応していないだけかもしれません。


●Apple Watch Series 2 には登録可能

iPhone SE 側の Watch アプリ から「Wallet と Apple Pay」を選んで追加します。Wallet アプリと違いこちらはあっさりと登録が完了。Apple Watch S2 側にカード情報が追加され、iD として使えるようになりました。

↓ Watch 側の Wallet と Apple Pay
applepay_watch02.jpeg

事前に Apple Watch にパスコードを設定しておく必要があります。支払いの合図は、リーダーにかざす前にサイドボタンのダブルクリックです。


● Suica は記名式で作成可能

iPhone 本体側の Wallet にクレジットカードを登録できなくても、Suica として使うことが出来ました。

Suica の登録は Watch アプリではなく専用の「Suica」アプリから行います。iPhone SE に Felica 機能が無いので既存カードの読み込みはできません。Apple Watch を使った読み込みにも対応していないようで、新規作成を選ぶことになります。

ただし新規作成やチャージには iPhone 本体側の Apple Pay が使われます。Apple Watch S2 側に Apple Pay があっても使うことが出来ませんでした。そのため記名式を選択し、Suica の方にクレジットカードを登録しています。おそらく定期でも大丈夫だと思われます。

↓チャージ時に支払い方法を選択できるのでクレジットカードを使う
applepay_suica01.jpeg

Suica はサイドボタンのダブルクリック無しで利用可能です。(設定あり)

これでとりあえず Apple Watch S2 で Suica と iD が使えるようになりました。


●Apple Watch のバッテリー消費が減った

Apple Pay とは関係ないのですが、watchOS 3.1 にしてから目に見えてバッテリーの持ちが良くなっているような気がします。今のところ半日で 20% と少し。

ただ初代 Apple Watch 購入時の記事を見ると、半日で約 25% と書いていました。最近はここまでバッテリーが残っていた記憶が無いので、OS アップデートのせいなのか Series 2 のせいなのか、消費が増えていたのが戻ったのかもしれません。


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通知が 1日に 3~4通のメールのみの状態で、
満充電から 12時間でおよそ 25% の消費でした。
他に特別な操作を行わなければ Apple Watch もちょうど二日間持ちます。
バッテリーの持ちは Android Wear とほぼ同等といえそうです。

心拍数の計測には若干時間がかかります。
ポラールのような胸に巻くセンサーとは違い、ワークアウト中でも
リアルタイムにモニターできるわけではないようです。

その代わり Apple Watch 以外に特別なセンサーが不要なので使い方は非常に簡単。
普段通り通り身につけているだけでよく、ワークアウトの結果に
平均心拍数が記録されているのは便利に思いました。


Android Wear も 5.0.2 から 5.1.1 への更新が行われました。
時計画面のタップでアプリの一覧になり、これまでとは比べ物にならないほど
アプリを起動しやすくなっています。

また、今までアクション経由でしか呼び出せなかったストップウオッチや
タイマーも、アプリリストに並んでアイコンから起動できるようになりました。

リアルタイムに更新可能な地図アプリが入ったのも嬉しい変更点です。
これまでナビ機能があっても、ボイスコマンドを使わなければ
呼び出すことが出来ずわかりにくいものでした。
地図アプリによってすぐに現在地の確認ができます。
そのまま周辺スポットを調べたり、そこまでのルート指定もボイス無しに
できるようです。


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Apple Watch を手に入れたので数日間使ってみました。
印象としては、これまで使っていた Android Wear など Android ベースの
スマートウオッチとはかなり違うということ。
特に感じたのは最初からできることが多い点と時計としての安定感です。

apple_watch01.jpg

左から
SmartQ Z Watch, Apple Watch Sport 42mm, Android Wear LG G Watch
大きい方の 42mm モデルですが、並べると他のスマートウオッチよりも小さめです。


● アプリと操作

Android Wear は単独で専用アプリが動くものの、標準の UI は音声認識できる
通知特化デバイスといった位置づけでした。

通知だけのアプリもありますし、Android Wear はほとんどの場合
設定などの操作をスマートフォン側のコンパニオンアプリで行います。

全体的に時計側ではあまり複雑な操作をさせたくない印象です。
インストールしたアプリの起動も深いメニューの奥底で、
隠してあるのではないかと疑ってしまうレベル。


Apple Watch はまず HOME 画面からしてアプリのアイコンが並びます。
デジタルクラウン (右サイド上のボタン) を押すだけでこの画面に戻ることが可能。
通知を受けるだけでなく、アプリを使って欲しいのだということが明確にわかります。

Apple Watch 側でできる操作が多く、小さい画面ながら物理ボタンの併用によって
操作性が工夫されています。

・タッチ画面 (マルチタッチ操作はしない)
・タッチ画面の強い押し込み (選択メニュー等)
・デジタルクラウンの回転 (スクロール, ズーム)
・デジタルクラウンの押し込み (HOME, 戻る, Siri)
・サイドボタン (フレンドリスト, 電源)


Android Wear の場合統一されている共通操作は画面の左から右へのスワイプです。
これが Android の "戻る" ボタン 相当で、どの画面でもこの操作ができないと
Android Wear アプリの審査が通りませんでした。
(通らなくてもストアには公開できます)

Android Wear の機種によってはサイドに物理ボタンを持っているものもありますが、
スリープや長押しで設定画面が呼び出せるだけです。
ボタンがない機種も存在するのでアプリの個別操作には活用されていません。



● 通知とアプリ

Android Wear の基本は通知の仕組みを使ったカード型のビューアです。
Gmail も新着が届いて返信やアーカイブ等の操作ができますが、
通知扱いなので一度消すと読み返すことができなくなります。

さらに厄介なのは、アプリからの情報を通知領域に表示するものがあることです。
通知画面とアプリ画面の違いがわかりにくいこと、通知同様に消せることと
アプリに容易に戻れないなど、慣れるまでは混乱しがちです。


Appel Watch は通知とアプリは別れておりスマートフォンに似ています。
メールの通知は消せますが、アプリを起動すれば能動的に選択してメッセージを
見ることができます。

また時計や HOME 画面に切り替わっても、デジタルクラウン (HOMEボタン相当) の
ダブルクリックで直前まで使ってたアプリに戻ることが可能です。



● 内蔵アプリ

Android Wear を手に入れた当初は、何ができるのかよくわからなかったのが
正直なところです。
基本的には拡張子の関連付けのように、アクションに対して機能を割り付ける
仕組みとなっています。
アクションからのみ呼び出せるものもあり、必ずしもアプリの一覧に
アイコン並んでいるわけではありません。


Apple Watch は機能が HOME 並んでいるので非常にわかりやすいといえます。
メール、マップ、フォト、カレンダー、ミュージックその他、さまざまな
内蔵アプリが用意されています。

その反面、サードパーティ製のアプリは今のところ iPhone との接続が必須と
なっているようです。
Bluetooth か Wi-Fi どちらかが必要で、接続が切れるとアプリを起動することが
できなくなります。
内蔵アプリは接続がなくても動きます。


この辺 Android Wear は制限がなく自由度が高くなっています。
UI 以外は Adnroid API そのままです。NDK も使えます。



● 腕時計として使う

Android ベースの Z Watch は、任意の Android アプリが動くので出来ることが
多い反面、時計としての使い勝手はそれほど良いものではありませんでした。
画面の常時点灯はできず、腕の動きでスリープ解除できるものの認識はいまいちです。
一番問題だったのはスリープ解除しても時刻の表示が更新されていないときがあり、
時計としての信頼性に欠けることです。


Android Wear は Ambient Mode があるので、時計画面を常時表示させて
おくことができます。

ただし機種によっては常時 ON にできないものもあります。
またバッテリーを優先したい場合は普段画面を消しておくことも可能。

画面タッチだけでなく腕の動きでも点灯しますが、必ずしも意図した通りに
反応してくれるとは限りませんでした。
なかなか点灯せず、結局画面をタッチすることもしばしば。
動作から画面点灯までの時間は一定ではなく、反応にはばらつきがあります。
時計として使うなら常時表示の Ambient Mode の方が確実です。


Apple Watch の時計は残念ながら常時点灯ではなく普段は画面が消えています。
ところが腕につけている場合、非常に良いタイミングで画面が点灯してくれます。
時間を見ようと腕を上げると即座に画面が現れるため快適に時刻を確認できます。
点灯までの反応速度は安定しており今のところストレスはありません。



● 単独で Music Player として使ってみる

Android Wear では 5.0 から単独で音楽プレイヤーとして使えるようになっています。
ただし Google Music が必須で日本では使用することができませんでした。
以前作った↓アプリによって、単独でオフラインプレイヤーとして使うことができます。
Bluetooth ヘッドホンが必要。

Music Player2 for Android Wear
Muisc Player for Android Wear


Apple Watch もオフラインプレイヤーに対応しているので試してみました。

 1. iPhone で Apple Watch アプリ起動
 2. マイウオッチ → ミュージック から同期するプレイリスト選択
 3. Apple Watch を充電器に接続 (同期転送は充電中のみ行われる)
 4. 転送完了したら Apple Watch の 設定→ Bluetooth からヘッドホンをペアリング

apple_watch02.png

 5. Apple Watch の「ミュージック」アプリ起動して、画面を押しこむ
 6. ミュージックソースの選択があるので「Apple Watch」を選ぶ

apple_watch03.png

 7. 同期転送したプレイリストを再生。

単独で再生可能で iPhone との接続が切れていても問題ありません。

注意点としては、一度ペアリングに失敗するとデバイスを認識できなくなる場合が
ありました。一覧に Bluetooth ヘッドホンが現れない場合、または再接続に
失敗する場合は Apple Watch の電源を一旦切ってから入れ直すことで改善しました。



● iPhone が必須

Android Wear は Android OS 4.3 以降の OS 制限があるものの、
スマートフォンでなくてもペアリングして使うことが出来ました。
Nexus 7 などのタブレットでも問題なし。


Apple Watch は iPhone 専用なので iPad や iPod では使うことができません。
対応しているのは iPhone 5 以降。iPhone 5/5c/5s/6/6Plus の 5機種のみです。



● iPhone との接続と Wi-Fi

Android Wear は対応スマートフォンと Bluetooth で接続を行いますが、
Apple Watch は iPhone との接続に Bluetooth と Wi-Fi が併用されているようです。

最初の認識は Bluetooth ですが、途中で Bluetooth だけ OFF にしても
iPhone との接続は切れません。
ルータが無い場所では Wi-Fi だけでは接続を維持できなかったので、
直結ではなくルータ経由のようです。



● 最後に

価格が高いこともあり、当初はあまり購入に乗り気でなかったのですが、
実際に使ってみて非常に良く作りこまれていると感じました。
高性能スマートウオッチなのに、腕時計としてきちんと使い物になることに
少々驚いています。
全く期待していなかったせいもあるのかもしれません。

かつて通常の携帯電話からスマートフォンに乗り換えるタイミングが訪れたように、
コストと性能のバランスが取れたら、自然にスマートウオッチに置き換わる時が
来るのでしょう。

バッテリー寿命など使っていくと不満はこれからいろいろ出てくるかもしれませんが、
今のところ気に入っています。
これまで普通の腕時計と Android Wear を併用していましたが、
Apple Watch なら一つで十分だと感じました。


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iOS7 対応のゲームコントローラを購入してみました。
SteelSeries Stratus ワイヤレスゲームコントローラーです。
小型ですがボタン配列は標準的なもの。

stratus01.png

↑大きさ比較 (下が Stratus)

steelseries STRATUS

アナログスティックと L2/R2 が付いたタイプで、
GameController Framework からは ExtendedGamepad として認識されます。

接続は Bluetooth によるワイヤレスです。
指で画面が見えなくなってしまうこともなく、小さいながらも快適に操作できます。

左右2本のスティック (Thumbstick) はもちろんアナログ値ですが、
他のボタンも感圧式になっており、押した強さを受け取ることが可能です。
これはちょうど PS2 の DUALSHOCK2 や PS3 の SIXAXIS/DUALSHOCK3 のボタンと
同じ仕様になります。

十字キー (Directional Pad) や A/B/X/Y などの各ボタン、L1/L2/R1/R2 は
デジタルな ON/OFF と同時に API からは 0〜1.0 の値も得られます。

中央にある丸いボタンは Pause で、押した時のトリガのみ検出できます。
その上の 4 つの LED はプレイヤーの識別に用いられます。
つまり 4個のコントローラを接続したマルチプレイも考慮されているということ。

プレイヤー番号はコントローラ認識時にアプリケーションが割り当てる必要があります。
ゲームによっては認識したのに 4 つの LED が点滅したままになっている場合がありますが、
おそらくアプリが GCController の playerIndex を設定していないことが原因と思われます。


PC や Android では接続するコントローラによってボタンやスティックのマッピングが
異なっており、個別に対応したりカスタマイズ機能を設ける等の対策が必要でした。
iOS7 では仕様が決められているため、ボタン配列がずれることもなく読み出し方も一定で、非常に扱いやすくなっています。

なお Android 3.1 以降は Xbox360 USB Controller と PS3 (SIXAXIS/DUALSHOCK3)
Controller の有線 (USB) 接続に対応しています。
この両者を使う限りは、ボタンマッピングの食い違いもあまり考慮しなくて
済むようになっています。

Stratus は PC/Android でも HID としてペアリングは出来ますが、
ゲームコントローラとしては利用できませんでした。


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