ゲーム専用機は互換性があまり重要ではなかったので、独自の API が比較的多く用いられています。ハードウエアが単一であることと、限界まで性能を引き出す方が重要だったからです。

低レベル API が登場したことで、汎用 API のカバー範囲が広がっています。Xbox One の Direct3D 12 はもちろんですが、Khronos のサイトでは Vulkan の Conformant Products に新しいゲーム機の名前が載っているようです。

Khronos: Conformant Products

Platform に制約のある D3D12 や Metal と違い、枠を超えて Vulkan が使われるようになってくるのかもしれません。


Apple Watch Series 2 で vfpbenchmark を走らせてみました。
結果から Apple Watch S1 と同じ Cortex-A7 の 0.5GHz と思われます。

Watch SoC CPU ST-SP ST-DP MT-SP MT-DP
初代 Apple S1 Cortex-A7 0.5GHz x1 0.850 0.416 0.849 0.416
Series 2 Apple S2 Cortex-A7 0.5GHz x2 0.986 0.483 1.807 0.879

 ・単位は GFLOPS, 値が大きい方が高速。

初代 Apple Watch の S1 と違い、新型 Apple Watch の S1P/S2 は Dual Core です。詳細は下記よりどうぞ。結果を追加しています。

VFP Benchmark Log 計測結果まとめ

GPU については未調査です。SpriteKit 経由ですが、Watch OS 3.0 から OpenGL ES 2.0 相当の Shader (GLSL) が使えるようになっています。


関連エントリ
Android 端末のアップデート (1) Android Wear バージョン一覧と新しいアーキテクチャ
Apple Watch の CPU の種類と浮動小数点演算速度


GPU 毎の Extension の結果も追加しました。

Vulkan Device Features (GPU毎の比較表)

上のページで一番下の表は Instance/Device それぞれの対応 Extension の取得結果です。初期化時に参考になるかと思います。


関連エントリ
vulkaninfo 結果の比較表 (Desktop GPU/Mobile GPU)
Android の Vulkaninfo 結果
Android で Vulkan Sample を走らせるまでの手順
Linux で Vulkan を使う (GeForce, RADEON, Intel)
低レベル API 対応 GPU まとめ (D3D12,Vulkan,Metal)



今まで集めた vulkaninfo の結果を表にまとめてみました。下記ページよりどうぞ。

Vulkan Device Features

VkPhysicalDeviceFeatures と VkPhysicalDeviceLimits を抜き出しています。
vulkaninfo コマンドの出力結果と vulkan.h には一部食い違いがありますが、ヘッダ vulkan.h の表記を優先しています。


関連エントリ
Android の Vulkaninfo 結果
Android で Vulkan Sample を走らせるまでの手順
Linux で Vulkan を使う (GeForce, RADEON, Intel)
低レベル API 対応 GPU まとめ (D3D12,Vulkan,Metal)


Android でも vulkaninfo を走らせてみました。

Nexus 5X (Snapdragon 808 Adreno 418) と Nexus Player (Atom Z3580 PowerVR G6430) の結果をこちら↓に載せています。

Vulkaninfo の結果

Desktop GPU との機能の違いがわかります。


関連エントリ
Android で Vulkan Sample を走らせるまでの手順
Linux で Vulkan を使う (GeForce, RADEON, Intel)
低レベル API 対応 GPU まとめ (D3D12,Vulkan,Metal)



<<前のページ(日付が新しい方向) | 次のページ(日付が古い方向)>>