mipmap は pixel 毎に異なるテクスチャを参照するため、その境界がはっきりと見
えてしまうことがあります。

この境界をぼかすために 2つの level の mip テクスチャ間で線形補間を行うこと
ができます。u-v 方向にかかるバイリニアフィルタに対して mip level 方向が
加わるためトライリニアフィルタと呼ばれます。


u方向とv方向の解像度が異なる場合など、向きによって適切な mip level に大きな
差が生じる場合は少々厄介です。

例えばカメラに対して大きく傾いている地面や天井は、元のテクスチャ画像よりも
細長い形状となります。縦方向(画面の奥に向かって)は小さいテクスチャを参照
したいのですが、横方向にはもっと大きな解像度の画像が必要です。

そのため高い解像度のテクスチャを参照しつつ、縦方向(画面の奥)に向かって
縮小をかけます。これが異方性フィルタリング(Anisotropic filtering)です。

ぼけぼけだった mipmap の効果も引き締まって見えるので見栄えのいい画面に
なります。が、きれいに縮小するためには部分的に mipmap のデータを作ってるよう
なもの。重い処理となってしまいます。

傾きの大きいポリゴン以外は効果が小さいので、場所によってどの程度まで
フィルタリングするのか使い分けがいります。極端な例だとビルボードには全く
必要ないわけです。

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