http://ch09144.kitaguni.tv/e310974.html の続き
CPU 依存の無い共通のバイトコードといえば昔 WindowsCE にもありました。
WindowsCE は小規模な組み込み向けに使われる OS でプラットフォームを選びません。
HandheldPC や PocketPC など、PDA でも当初は SH3, SH4, MIPS などさまざまな
CPU が使われていました。プログラムを作る側も使う側も、同じ OS だけど CPU の
違いを意識しなければならずたいへんです。

そのため一時期 CEF と呼ばれる共通のバイナリ形式が登場しました。やはり仮想の
バイトコードの形にコンパイルされて、実行前にネイティブなコードに変換されます。
一度変換すると以後はネイティブコードのアプリケーションとして振舞います。

しかしながらあんまり使われることは無く、その後のバージョンで PocketPC は
ARM アーキテクチャに統一されてしまったので、CEF の意味もなくなってしまい
ました。ZERO3 も HTC の WindowsMobile 機も全部 ARM です。


WindowsCE 向けにも .NET Compact Framework が登場しています。やはり PC 版と
同じように共通のバイトコード MSIL を使うので、今だったら CPU の種類が多くて
もそんなに困らなかったのかも、、しれません。
(続く)