以前こちらのエントリで、Bluetooth keyboard RBK-2000BT2 用の
カスタマイズファイル(em1key用)を公開しました。
・em1key Bluetooth keyboard RBK-2000BTII の設定 その2
ところがこの設定を使ってカーソルキーのカスタマイズを有効にする
([↑] 位置を [/?] にする)と、ZERO3 や EM・ONE 内蔵キーボードの
カーソルキーも影響を受けます。[↑]が入れ替わってしまいます。
em1key 側の問題なので、カーソルキー部分も内蔵キーボードと外部
キーボードの分離判定を行うように修正してみました。
WindowsMobile 版のみです。
これでカーソルキー部分の入れ替えを行っても、本体内蔵のカーソル
キーは影響を受けなくなりました。設定ファイルの変更はありません。
しばらく使っていて気がついたのですが、RBK-2000BT2 では [Fn] との
併用で次のキー操作も使えるようです。
[F11] [Fn] + [-_] ファンクションキー [F12] [Fn] + [=+] ファンクションキー [PageUp] [Fn] + [↑] [PageDown] [Fn] + [↓] [Home] [Fn] + [←] [End] [Fn] + [→]
またメーカーサイトでは、リュウド純正のキー変更ツール
「Windows Mobile版RBK-2000BTIIサポートソフト Ver.1.0」
が公開されています。
・Rboard for Keitai ソフトウエア・ダウンロード
WindowsMobile 上でキーボードの刻印どおりにキー入力できるように
するためのもので、ASCII(英語)配列キーボードになります。
マニュアルを一通り読んでみました。組み込まれている機能を
考えると、一般的な Keyboard Hook を使っているようにみえます。
実際に起動してみるとやはり em1key と共存できませんでした。
[Fn] キーのカスタマイズなどキーボード特有の特殊なことはして
いないので、おそらく asciipatchwm とほぼ同等の置き換えではない
でしょうか。
[Fn]+[←]/[→] のソフトキーへの置き換えは、もともと [Home]/[End]
が割り当てられていたので、それを置換しているだけだと思われます。
逆にキーボードを選ばず動作する可能性があるので、もしかしたらこれも
一般的な ASCII(英語)配列キーボード用の配列補正ツールとして使えるかも
しれません。
関連エントリ
・Bluetooth キーボード Rboard for Keitai RBK-2000BT2
・em1key Bluetooth keyboard RBK-2000BTII の日本語カスタマイズ例
・em1key Bluetooth keyboard RBK-2000BTII の設定 その2