Apple Watch S2 42mm を使って 2年 (と数ヶ月) 経ちました。watchOS も 5 になり当初から 2つ上がっています。今のところ一番利用している機能は Suica です。バッテリーは 2日に一度の充電ペースでしたが、最近充電頻度があがりました。
● バッテリーの持ち
バッテリーは使い方にもよりますが 42mm モデルの Watch OS 4 時でだいたい 3日使えます。3日といっても 24 x 3 = 72 時間フルに持続するわけではなく、朝充電器から外すと 3日目家に帰るまで持つ感覚です。およそ 12 x 5 の 60時間前後でしょうか。当初の 2年間は、2日に一度の充電ペースでも余裕を持って運用できていました。
ところがこの数ヶ月、秋に Watch OS 5 に更新したあたりから充電ペースが上がっています。2日目の余裕がほとんど無いので毎日充電するようになりました。Watch OS 5 で消費電力が増えたのか、もしくはバッテリーが劣化したせいかもしれません。
● Apple Pay の Suica と改札
1日に 8回改札を通過しており買い物にも利用しています。今では外出に欠かせない物となってますが、使い始めた当初は慣れずに自動改札で引っかかることが多々ありました。
(1) IC カードと比べて若干認識速度が遅い
(2) 手首でのタッチは指先でカードを持つよりも距離が遠い
(3) 認識結果のアラームが鳴るタイミングが不定
(4) いつの間にか自動ロックがかかっている事がある
(1)~(3) は比較的すぐ慣れましたが (4) は未だにあります。
Apple Pay 利用時はセキュリティのためパスコードによるロックが必須となっています。といっても身につけている間は常にロックが解除されており不便はありません。センサーが常時腕を認識しており、腕から外すと自動的にロックがかかる仕組みです。
非常に良くできているのですが、ベルトを緩めにしているせいか気が付かないうちにロックされていて、稀に改札で締め出しをくらうことがあります。袖口が時計と腕の隙間に入り込むのかもしれません。
● Suica の残高表示のずれ
watch OS 3~4 の頃、Suica の残高表示が正しく反映されない (変わらない) ことがありました。見た目だけの問題で、支払いは自体は正しく行われているため実害はありません。他にも通知に表示される支払い金額がつねに 1つ前のものだったり、改札の内外通知が逆転したこともあります。
どうやら Apple Watch 側の再起動で直るようです。watchOS 5 ではまだこの症状に遭遇していないので改善しているのかもしれません。
● スマートウォッチの操作
通知など情報を受けるには便利なスマートウォッチですが、操作面では少々難があります。小さいタッチ画面もそうですし、操作には両腕が必要です。荷物やつり革で片手が埋まっている場合は、片手でも操作できるスマートフォンを取り出した方が早いことになります。タイマーのように簡単なものは Siri によるボイスコマンドを利用するようになりました。
● ワークアウトの自動判定
watchOS 5 からワークアウトの自動判定ができるようになりました。ある一定時間負荷が持続すると通知が来るので、応えると時間を遡ってワークアウト期間とみなしてくれます。非常に便利なのですが、もしかしたら watchOS 5 で消費電力が増えた原因の一つかもしれません。自動判定の通知自体は設定で Off にすることができます。
設定→一般→ワークアウト→ワークアウトの開始を通知
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