日別アーカイブ: 2007年7月16日

emobile EM・ONE ワンセグのバッテリー寿命

ファームアップデートでワンセグ視聴が良い感じになったので軽く
使ってみました。

・Mugen Power 3400mAh バッテリー充電済み
・無線LAN OFF
・Bluetooth OFF
・HSDPA OFF
・画面の明るさ7段階中真ん中(設定→システム→バックライト→明るさ)
・音声出力 OFF
・ワンセグの電波状況は非常に良い

できる限り省電力に設定し、別の作業中だったので音声は OFF にしています。

この状態で TV 付けっぱなしにして 4時間10分放置。
その後バッテリー残量を見てみるとこの状態。

バッテリーが空になるまでまだまだ時間がかかりそうなのでここであきらめました。
これからは遠慮なく、ポータブル TV としても活用することにします。

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DirectX10 は敷居が高い?

あえて DirectX10 と書いてます。やはり始めるまでいろいろ障害があって、
今までよりも手を出しにくく敷居が高いように感じます。
その理由を考えてみました。

・WindowsVista が必要
・DirectX10 対応ビデオカードが必要

DirectX10 が動作する条件としてこの2つがあります。
そろえるだけでも結構な出費です。
PC まるごと置き換える予定がなければ、両方そろっての入れ替えは大事です。
必要なソフトの対応状況とか考えると、OS もビデオカードも入れ替えには
それぞれリスクがあります。

○今まではどうだったのか

古いバージョンの OS に対して DirectX のサポートが打ち切られることは
ありました。でも新しい DirectX の動作のために OS の入れ替えが必要になる
ことはまれでした。比較的早く動作制限が付いたのは NT4 くらいでしょうか。

OS と DirectX の更新は非同期で、それぞれお互いにリリースや対応状況に
影響しあうことがあまりなかったからです。
両方一度に入れ替えを必要とするのはたぶん今回が初めてでしょう。
それだけ Vista と DirectX は密接だということなのでしょう。

○GPU の場合

DirectX9 でも DirectX8 世代に登場した ShaderModel1.0 は使えますし、
DirectX8 でも DirectX7 世代の固定機能パイプラインは健在です。

新しい DirectX が登場しても、最新の目玉機能が使えないだけで
HAL 自体は1つ古い世代のビデオカードでも動きました。
また DirectX の機能自体も、すべてが必須の項目ではありません。

DirectX7 世代の機能しか持たないビデオカードが、DirectX8 対応と
書かれていることはよくあることです。実際 DirectX8 自体は動きます。
Shader は使えないけれど。

そのため先に DirectX SDK だけ入れ替えて、ライブラリなどを一通り
コンパイルが通るようにしておいて、あとからビデオカードを入手したら
新機能を試す、なんてこともできました。

ところが DirectX10 の場合、DirectX9 世代のビデオカードではそもそも
起動できず Reference Rasterizer しか使えません。
すべての機能への対応を要求するので、本当の DirectX10 GPU しか使えない
わけです。

直前に買ったばかりの DirectX9 ハイエンドカードが泣いています。
VRAM が 512MByte もあるのに Direct3D10 ではほとんど画面が止まったかと
思うようなソフトエミュレーションになってしまうのです。

これはこれで潔いし、そのうち時間が解決するだろうけれど、
古い環境からの置き換わりには少々時間がかかりそうな感じです。