日別アーカイブ: 2007年7月22日

D3D10 ConstantBuffer のアクセス補足など

以前こちらで ConstantBuffer を書き換える方法を調べました。
D3D10 ConstantBuffer の更新方法
書き忘れがあったので補足します。
ID3D10Effect 自体は内部で (2) の方法、つまり

  ID3D10Device::UpdateSubresource()

を使っているようです。なぜかというと、ID3D10Effect で作成した Effect から
内部の ConstantBuffer を参照して DESC を見ると D3D10_USAGE_DEFAULT で
作られているからです。
なので、ConstantBuffer の書き換えは UpdateSubresource() が標準的な
使い方なのかもしれません。

だけど、ConstantBuffer に直接アクセスしている唯一のサンプル
HLSLWithoutFX10 では Map()/Unmap() を使っているんですよね。

長かったですが、ようやく方針も固まって、周辺ライブラリとかツールとか
できてきたので実際の描画実験に手を出せそうです。
リソース管理とかシェーダーの管理、パラメータのリンク方法、スクリプト、
データフォーマットなどかなり遠回りしました。非常に時間がかかってます。
DXUT は使わず、D3DX もテクスチャローダーだけ使っています。

fx は使ってますが、ID3DEffect から ID3D10Shader を取り出して、あとは
直接管理することにしました。この方法だと内部に無駄な ID3D10Buffer が
たくさん出来ているので、最終的には直接 ID3D~Shader を生成するつもりです。

Direct3D 10 June2007 SDK の非常に細

「Direct3D10 June2007 SDK の非常に細かいこと」
ID3D10ShaderReflection から取れる D3D10_SHADER_DESC のうち
マニュアルに載ってる最後の 4つ
 UINT MovInstructionCount;
 UINT MovcInstructionCount;
 UINT ConversionInstructionCount;
 UINT BitwiseInstructionCount;
は実際には定義されていないです。

動作上全然問題ないので、これはたぶん必要ない、何の特にもならない情報だと
思います。(コンパイルされた命令の詳細とか普段使わないし)

ID3D10Effect から tbuffer を取るには ConstantBuffer 扱いでした。
GetConstantBufferBy~()->GetTextureBuffer()
でいけます。
リソースなので
GetVariableBy~()->AsResource()->GetResource()
かと思ったら違いました。
この手順を使うのは Buffer 宣言した場合です。
ID3D10ShaderReflection からアクセスする場合も TBUFFER は
ConstantBuffer ではなく Texture (ShaderResourceView)扱いです。