月別アーカイブ: 2008年1月

Eee PC で Google Earth (バランスボード)

一応動きました。

EeePC wbalancege

・EeePC 4G-X
・RAM 2GB に増設済み (512MB は RAMDISK)
・CPU Clock は 630MHz のまま
・Google Earth の cache は RAMDISK に割り当て
・使用した Bluetooth アダプタは BT-MicroEDR2

「建物の3D表示」(3Dモデル) ありでも GoogleEarth 単体だと
思ったより速くスムーズに動きます。

WbalanceGE 併用だと非常に厳しいです。
建物が多かったりアップになるとかなりのコマ落ちに。
上のキャプチャの状態では歩くのもやっと。
建物の3D表示 が無ければ大丈夫です。
WbalanceGE の描画はもっと軽量化した方が良いのかも(たぶん重すぎ)。

バランスWiiボード で地球を歩く WbalanceGE v1.10

Eee PC に VisualStudio 2008 を入れてみた

内蔵ドライブは 4GB、C: ドライブの空きも少なくそのままでは無理です。

VC のみの最小構成にして SDHCカードに入れます。
容量は EeePC 付属の 4GB SDHC カードで十分でした。
RAM も標準の 512MB のまま。増設なしです。
VisualStudio 2008 は英語版を使いました。

VisualStudio 2008 のインストーラは、インストール先にリムーバブルディスクを
選択することができません。内蔵 SD もはじかれてしまいだめです。
いろいろ試したけどあきらめました。

仕方なく外付けの USB HDD にインストールしてから、フォルダごと SD カードに
コピーすることにします。

(1) 容量確認
  まずこの辺を参考にして、C: を 1.6GB 程度空けておきます。
4Gamer Eee PC発売記念(?) この小さいマシンでゲームを動かしてみよう
    ――その1:Windows XPを頑張って小さくしてみる

  RAM 512MB ですが、以下の手順は仮想メモリを切った状態で行っています。
  (ページングファイルなし)

(2) タスクトレイの「ハードウエアの安全な取り外し」から D: を取り外す。
  これで再起動するまで内蔵 SD カードリーダーは使用できなくなります。

(3) 外付け USB HDD を取り付ける。
  E: で認識されました。(環境依存、違っていたら読み替えてください)

  マイコンピュータのプロパティ>管理>ディスクの管理
  外付け USB HDD のドライブ (E:) を選択して右ボタンメニューから
   「ドライブ文字とパスの変更」
  ドライブ文字を D: に変更します。

(4) USB HDD (D:) へ VisualStudio 2008 をインストール
  画面を 800×600 に切り替えてからインストーラ起動。
  インストール先は
   D:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0
  必ず Custom を選びます。

(5) パッケージ選択
  いらないものを全部削ります。VC のみ。
  最低限コンパイルできればよしとします。

  Language Tools の Visual C++ 以外は全部外します。
  さらに Visual C++ の中の
    × Smart Device Programmablity
  と、ソースコードもチェックを外しておきます。
    × Visual C++ Run-Time Libraries \ Visual C++ CRT Source Code
    × Visual C++ Class & Template Libraries \ ATL MFC Source Code

(6) インストール実行
  これだけ削ってインストール先も D: を指定したはずなのに、
  C: を 1.6GB も消費するといわれます。

  インストール先を指定できるのは VisualStudio 本体のみで、
  付随するコンポーネントの類は C: に入れられてしまうようです。

  ぎりぎりだけどそのまま進めます。
  この数値は多少多めに表示されているのか 220MB ほど残りました。

(7) インストーラ終了
  もちろんドキュメントは入れません。探し物はオンラインで。
  インストーラの最初の画面に戻ったら Exit

(8) SDK の移動
  C: にインストールされたものは .NET Framework 3.x や Windows SDK でした。
  特に Windows SDK が 450MB と巨大なので移動します。

   C:\Program Files\Microsoft SDKs

  これをそのまま D: に移動しました。

   D:\Program Files\Microsoft SDKs

  C: は 670MB ほどの空きになりました。

(9) 再起動
  (3) と同じ手順で USB HDD のドライブ文字を E: に戻します。
  再起動して再び D: が内蔵カードリーダーになります。

(10) SDカードに移動
  HDD 上の E:\Program Files を丸ごと SD の D:\Program Files に
  移動します。

(11) SDK の設定
  Windows SDK の場所を変更したのでその設定。
  環境変数 WindowsSdkDir の値は、vsvars32.bat の
  :GetWindowsSdkDirHelper 辺りを見ると次のレジストリを見ています。

  レジストリ HKLM
    \SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SDKs\Windows

  上記レジストリ以下 CurrentInstallFolder に登録されているパスをすべて
  C:\ から D:\ に変更します。

  これだけではうまくいかなかったので、結局 VisualStudio 2008 の
  Tools → Options → Project and Solutions → VC++ Directories
  から Executable files、Include files、Library Files の
  $(WindowsSdkDir) を全部 D:\ から始まる実パスに置き換えてしまいました。

コンパイルできるようになりました。
SD カードは 1GB 少々 (NTFS) しか使ってないので、もっとインストール
時のオプションを増やしても大丈夫かもしれません。

ついでに DirectX SDK も入れました。
こちらは何もしなくてもインストール先にリムーバブルディスクを選べます。
ランタイムを入れると C: も多少消費します。

(1) DirectX SDK November 2007
  インストーラを起動します。
  unzip の展開先を聞いてくるので必ず、D:\TEMP など C: 以外の
  パスに書き換えてください。
  USB HDD がまだつながっているなら、そちらの方が高速です。

(2) インストール先指定
  展開が終わるとインストーラが起動するので、今度はインストール先を
  変更します。ドライブ名を C: から D: にするだけ。

  インストール内容を選びます。容量を食いそうなサンプルは外しておきました。
   × DirectX Samples and Source Code

コンパイル前に、環境変数 TEMP と TMP を、SD カードなど C: 以外のパスに
設定しておいてください。D:\TEMP など。

これで一通り開発環境ができました。
SD カード上でコンパイルも OK。

Eee PC 4G 買いました

発売日 25日に Eee PC 買いました。店頭で。
開店直後に飛び込みました。

店頭に実機が1台ありましたが、なぜかデフラグ実行後の画面。
SSD なのに!

その後注文したものの、在庫の箱が見つからないらしく店員総出で
店内の棚から倉庫から探し回り、15分ほど待たされました。
発売日なのに。

本体は小さいゆえに思ったより若干重く感じます。それでも 1kg 未満。
付属の AC アダプタもコネクタ一体型で小さいものでした。

パームレスト部が狭いので、手の置き場所にはちょっと困るかもしれません。
机の上だとキーが遠いけど、完全に手を乗せるだけのスペースはなし。

ところでこのキーボードに見覚えがあります。
以前 EM・ONE で愛用していた ELECOM TK-UP84CP
物理的な大きさ、形状、配列がそっくりです。
emobile EM・ONE USBキーボードの改造

キーの刻印と配列は若干違っていて、スペースバーの右が [変換] ではなく
[ひらカタ] になっています。自分は [変換] の方を使うので、下記のように
入れ替えました。

キー入れ替え reg ファイル (Caps Lock → Control 、[ひらカタ] → [変換])

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,\
  04,00,00,00,\
  1d,00,3a,00,\
  79,00,70,00,\
  70,00,79,00,\
  00,00,00,00

画面解像度は 800×480 で狭いですが、EeePC Tray Utility でいつでも
800×600 (上下スクロール) と切り替えられるようになっています。
同じ解像度でも WindowsMobile よりずっと情報量が多いのは不思議です。

他に気になるのはディスク容量とバッテリー寿命くらいでしょうか。

だけど SSD なのでアクセス音が皆無。
電源を入れると無音で立ち上がるところがかなり新鮮です。

起動したまま揺らしても走ってもたぶん大丈夫。
ポケットに Wiiリモコン を入れて、ログを取りながら一度本気走りを
してみたいです。(これがやりたかった)

ゼロスピンドルとはいっても冷却用ファンなど機械可動部はまだあります。
動作時のディスクアクセスが問題なくても、本体のつくりが耐衝撃
構造かどうかはまた別の問題なのでご注意ください。

EMOBILE EM・ONE の Bluetooth モデム化2

取りあえず標準バッテリー 1200mAh(へたり気味)で
連続待ち受け時間はおよそ 7時間10分 (430分) でした。

単純に容量の比率だけで求めると
 大容量バッテリー 2000mAh = 約12時間弱
 スーパー大容量バッテリー 3400mAh = 約20時間

現在 スーパー大容量バッテリー 3400mAh を使用しており
夜充電して、昼間は 完全に待ち受け状態のモデムとして 1日持っています。

当分は、昨日買ったばかりの某ノートPC のモデムとして活用しようと思ってます。
EMOBILE EM・ONE を Bluetooth モデムにする

本当は Bluetooth 接続時以外は HSDPA も停止できれば
もう少しバッテリーの持ちも良くなるのかもしれません。

MachiukeIdle v1.00

なおマニュアルにも書いていますが、ZERO3 系ではおそらく動作しません。
BattUserIdle / ACUserIdle に値を書き込んでも 0 のままで、
無効となっているためです。

EMOBILE EM・ONE を Bluetooth モデムにする

Bluetooth 環境強化中です。
いつでも Bluetooth 経由でダイヤルアップできるよう、EM・ONE を
Bluetooth 待ち受け状態のまま待機させておくソフトを作ってみました。

MachiukeIdle v1.00

IDLE 状態にして画面を消し、バッテリーをセーブします。
またかばんの中でも誤動作しないようにキーロックをかけています。

何らかの操作を行っても、5秒間操作しないときは再び IDLE状態みなし画面を消します。

Bluetooth は HSDPA よりも遅いので注意。だいたい 280Kbps 前後。
EMOBILE の回線速度を最大まで活用できませんが、無線で気軽にネット
接続できるのは便利です。

問題の連続待ち受け時間は現在調査中です。結構時間がかかりそう。

通信時はバッテリーをだいぶ消費するので、やはり運用するなら大容量
バッテリーは欲しくなります。

電源周りの設定は下記のレジストリを使っています。

HKEY_LOCAL_MACHINE
      System\CurrentControlSet\Control\Power\Timeouts

key
    BattSuspendTimeout
    ACSuspendTimeout
    BattUserIdle
    ACUserIdle

すべて DWORD で秒数です。0 を入れると Timeout 無しになります。

 ~Timeout が設定画面で変更できる、自動電源OFFの秒数相当
 ~UserIdle が、自動で画面OFFするまでの秒数