日別アーカイブ: 2010年4月13日

iPhone 3GS エスプガルーダII ESPGALUDA2

先日リリースされた ESPGALUDA2 にはまってます。
元はアーケードの 2D シューティングゲームらしいですが、単なる移植でなく
iPhone 3GS 向けに作り込んであってかなり面白いです。

CAVE エスプガルーダ II

3GS 世代 (Cortex-A8+PVR SGX 535) 専用となっており、2D ながら大量のオブジェクトが
動く様を見ることができます。動きもなめらか。特に気に入ったのが次の 3 つです。

(1) 弾避けに専念できる

モードも豊富で難易度と操作の自動化を個別に選ぶことが可能。
一番簡単な操作方法を選べば、ほとんど一本指に近い操作ができます。(覚醒ボタンはあります)

弾幕シューティングは基本的に避けるゲームなので、攻撃などそれ以外の要素を
オートに任せて一番面白いところに集中できます。非常に入りやすいです。

(2) 移動が思い通りになる

自機の移動速度が結構速く、指の操作についてくるので気持ちよくプレイできます。

 ・自機の移動が遅くて回避が間に合わない
 ・移動速度が早すぎて隙間を抜けられない

といったジョイスティック操作でありがちな悩みが、タッチ操作によってうまく
解消されています。

自機の移動はタッチ操作でオフセットつき。絶対位置では無く、マウスと同じように
移動量が反映されます。画面が指で隠れて見えなくなることが無いわけです。

全体的に難易度を下げて、気持ちよく遊べる方向にアレンジされています。
移植ながら iPhone での操作にほとんど不満がないのが良いですね。
むしろタッチ操作の方が面白いんじゃないかとすら錯覚します。

きちんと操作をあわせて作り込んでしまえば、このジャンルは向いているのかも
しれません。

(3) OpenFeint

OpenFeint 対応で、オンラインのランキングや Xbox360,PS3 のような実績(トロフィー)
もあります。試してませんが Facebook や Twitter 連動などもできるようです。
モバイルながら常にネットにつながるのでコンソールと同じような充実ぶりです。

ちなみに iPhoneOS 4.0 では OS / SDK 自体に最初からこの手のソーシャルゲーム
プラットフォーム機能が組み込まれるとのこと。
モバイルゲーム機の最先端を進んでいます。
きちんと作ればゲームも iPhone だけで十分じゃないかと エスプガルーダ2 を見て
本気で思いました。

もう一つ iPhoneOS 4.0 では iPad 同様に Bluetooth Keyboard がつながるようになります。
Keyboard が使えるならジョイパッドのようなコントローラだって作れるはず。
ゲームプラットフォームとしての弱点が無くなりつつあります。