前回の x64 CPU の結果と比べると以下のとおり。SIMD 幅が 128bt の Mobile Arm CPU でも INT8 演算能力は Desktop CPU と比べて遜色ないレベルに見えます。これは Arm CPU が VNNI のような内積命令だけでなく、Matrix の乗算命令 I8MM を持っているためです。
Arm CPU も AI 向けの演算命令が強化されており、高い演算能力を持っていることがわかります。今後 SME/SME2 によってさらにマトリクス演算命令は強化されていくようです。Apple M4 以降や C1 ではすでにこれらの命令が搭載されているため、さらに高いスループットが得られるものと思われます。
Google Pixel シリーズ用 Android 16 には試験機能として Linux のコマンドライン開発環境が入っています。2025年 12月の更新で Linux の GUI アプリケーションも実行できるようになっていたので試してみました。機種依存ですが GPU によるハードウェアアクセラレーションにも対応しているようです。
「Press ↲ to Recoonect」と表示されたらターミナルの右上の設定アイコン(歯車)をタップ
「ディスクサイズを変更」を選択し、5.9 GB から最大の 16GB まで増やして「適用」
自動的にターミナルが終了します
もう一度ターミナルアプリを起動します
もしここで「修復不可能なエラー」と表示されてもリカバリしないでください
一旦ターミナルアプリをタスク管理画面で終了させてから起動し直すと正常に繋がります
以下のコマンドを入力して OS の更新をします
sudo apt update ; sudo apt upgrade -y
時間がかかりますが、終わるまでスリープさせずそのままの画面を維持しておいてください
更新が終わったら 1. で行った画面の自動消灯時間設定を元に戻します。
あとはそのまま Linux 環境として使えます。Docker も使えますので様々なアプリケーションを走らせることが可能です。Bluetooth キーボードがあると便利かもしれません。
※ 画面の自動消灯時間設定を元に戻すのを忘れないようにしてください。
トラブル対策など
ターミナルアプリと VM は別のプロセスですが連動もしています。おそらくターミナル起動時に VM が立ち上がり、終了すると VM も終了するようになっているようです。ただし VM が先に終了してターミナルだけ起動している状態になると Reconnecting 表示のまま進まなくなります。この場合はターミナルを起動し直してください。