SSD OCZ Vertex

先週末、運良く店頭で入手できたので OS を入れ替えて一週間ほど使いました。

・OCZSSD2-1VTX60G

60GB の 2.5inch SSD です。22800円
RAM 8GB + Win7 beta x64 なので、ページングファイル無しにして休止状態ファイル
クリーナーで消して OS のみ 10GB くらい。

特に速度を実感できるのはソフトウエアのインストールで、残り時間が正確に
表示されないくらい。Windows の起動や終了も速いし、重いアプリケーションの
立ち上げも違いが分かるほどに短縮しています。

プログラミング作業はどうかというと、元々そんなに編集もコンパイル時間も
困ってなかったのであんまり速い感じはしていません。
その代わり作業中、非常に静かなのが心地よいです。

ファンの一定の音はありますが不定期に鳴り出す音が消えました。
ファイルに書き込んでるな、とか裏で何か動き出したな、とか無いので結構違います。
HDD が寝ていて、いざアクセスしようとしたらスピンアップ待ちで起動まで待たされる
こともないわけです。動作中の配置換えなんかも気にせず出来そう。

プロセッサは年々速くなっていくのでストレージとの速度差は離れる一方でしたが
ここに来て急に差が縮まり出したようです。
OS やアプリケーションも HDD のシークが遅いという前提で作られていますが、
そのうち全く気にしなくても良くなるかもしれません。
ファイルアクセスを速くするためのいくつかの工夫も、きっと古い技術となって
忘れていくのでしょう。

机の奥から古いレシートが出てきました。
1999年7月9日に 13GB の HDD を 21480円で買ってました。

SSD OCZ Vertex」への3件のフィードバック

  1. かみやん

    ストレージとメインメモリが同じ速度になると、えらいパラダイムシフトですよね。同じ速度ならDRAMを積まずに、CPU+SSDのみ。サスペンドも一瞬。プロセスの起動は、メインメモリにロードしてから実行ではなくてストレージ上のまま実行(実行ファイルの自己書き換え禁止になってしまうが)。スワップファイルもなし。
    とわいえ、ネットワークの速度が上がればローカルにHDDはいらなくなると言われて何年も経つけどなかなかシンクライアントは普及しないので、大きな変化はなかなか来ないかもしれませんが。

  2. oga 投稿作成者

    いわば消えない RAM ですね。
    メモリ空間も 1T くらい埋まっていてプログラムは全部ロード済み。
    ネットワークも速くなれば RAM のようにアクセス出来たりするんでしょうか。
    ロケーションカウンタは URL で読み進めるとか。

  3. かみやん

    プログラムカウンタがURLだったら面白いですね!
    そういうスクリプト言語作ったら受けそう。

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