W-ZERO3[es]のファームウエアが v1.50a にアップしました。
http://ch09144.kitaguni.tv/e319343.html
バージョン番号もかなり増えていろいろ変わっているようですが、ATOK の挙動も
微妙に変更されているようです。

もともと W-ZERO3[es] の ATOK は MS-IME と操作や機能で微妙に互換性が
ありませんでした。たとえば外付けキーボードをつけた場合でも、[英数] キーで
かなモードを解除できないので、IME が on のまま英数字を打つことが困難でした。
他にも [ALT] + [ひらカタ] など、モードや状態変更のキーシーケンスを受け付けて
くれません。
入力モードを変えるには、必ずテンキー側の [文字] キーを押す必要があります。

ATOK の入力モードは、タイトルバー部分に表示される [あ][カ]~[_1] によって
のみ制御されていて、これをキーシーケンスで切り替える方法が無かったのです。

ただし一般的な使い方においては、外部キーボードを使った場合

・IME on 時は ひらがな入力 + 漢字変換
・IME off 時は半角英数字の直接入力

の2モードがあればほとんど事足ります。そのため IME の on/off 操作さえ
MS-IME と ATOK で共通に使えればさほど不自由はありませんでした。

IME の on/off は、パソコンと同じように [ALT]+[漢字] キーでできます。


このように入力モードを切り替える方法がないので、アプリケーション側で IME on
の状態を保ったままさまざまな文字種を選択入力したいという用途では少々問題
となっていました。たとえば ctrlswapmini です。

ctrlswapmini では、入力文字種の切り替えのために、ATOK 利用時は IME on/off
を併用しなければなりませんでした。


ファーム v1.50a になったところ、ATOK でも [英数] キー、[ひらカタ]キー
による文字種の変更に対応したようです。

・[英数] キーで 半角英数入力状態
・[ひらカタ] キーで 元のひらがなローマ字入力モード

このとき画面上部に表示される入力モードも連動します。

ところがこの修正でも、MS-IME とは完全互換ではなくて若干挙動に違いが生じて
いるようです。ctrlswapmini ではその違いのために、v1.50a だと入力モードが
頻繁に切り替わってしまう不具合が発生してしまいました。

まだ未確認ですが、W-ZERO3[es] の Premium version v1.50 でもおそらく同様の
挙動になっていると思われます。


MS-IME と ATOK の切り替えはリセットを伴うので、個人の開発でこの両者の挙動の
違いのデータを集めたり、動作確認するのはかなり大変です。
本格的に開発を行うならば、MS-IME 用と ATOK 用の2台を手元に用意しないと
結構厳しいかな、というのが本音です。