Android で Vulkan の sample を build して走らせます。基本的には下記ページの通りです。Windows の場合多少手順が増えます。
https://developer.android.com/ndk/guides/graphics/getting-started.html
● Windows の場合
1. VisualStudio 2015 install (Community で構いません)
2. JDK install
3. AndroidStudio (2.1.3) をダウンロードして install します
・Android Virtual Device は無くて構いません
・初回起動時に Android SDK も install します
4. Android NDK を download します
・android-ndk-r12b-windows-x86_64.zip を任意の場所に展開します。
・下記のように AndroidStudio の中から download しても構いません
Tools -> Android -> SDK Manager -> Appearance & Behavior -> System Settings -> Android SDK -> SDK Tools -> NDK にチェックを入れて Apply
5. Phyton 3 を install します (3.3 以上)
6. cmake を install します。
7. git を install します。
8. Start Menu から “VS2015 x64 Native Tools Command prompt” を開きます
・msbuild にパスが通っていれば他の terminal でも問題ありません
9. Command prompt で作業します
update_external_sources.bat 実行時点で下記のコマンドにパスが通っている必要があります
・msbuild.exe
・python.exe
・cmake.exe
・git.exe
git clone https://github.com/googlesamples/vulkan-basic-samples.git cd vulkan-basic-samples/LunarGSamles update_external_sources.bat --all cd API-samples cmake -DANDROID=ON -DANDROID_ABI=all
10. AndroidStudio を起動して NDK のパスを設定します
・menu の File -> Project Structure -> Android NDK location
11. AndroidStudio に Project を Import します
・menu の File -> New -> import Project …
・「vulkan-basic-samples/LunarGSamples/API-samples/android」を指定
・ロードには時間がかかります。
・Gradle の Update を促すメッセージが出ますが無視します。
12. Build &実行
・Project 一覧から drawcube を選択して menu の Build -> Make Moduel ‘drawcube’
・Configuration で drawcube を選択して menu の Run -> Run ‘drawcube’
● Windows 以外
Mac OS X/Linux でもビルドできます。
● 動作端末
Android 7.0 が必要です。Nexus Player と Nexus 5X で確認しました。Nexus 9 では動作しませんでした。SHILED でもそのままでは動かないようです。こちら にまとめています。
関連ページ
・Vulakn Android
関連エントリ
・Linux で Vulkan を使う (GeForce, RADEON, Intel)
・低レベル API 対応 GPU まとめ (D3D12,Vulkan,Metal)