http://ch09144.kitaguni.tv/e310960.html の続き
CLI の仕様に沿っていれば、.NET Framework 用アプリケーション開発は特に言語を
選びません。C# だろうが VB だろうが。この辺が Java とは少々趣が違うところで
しょうか。

そしてもちろん C++ での開発もできます。C++ といえど CLI に従うので MSIL に
コンパイルされます。C++ なのにネイティブコードにならないのは何となく不思議
な感じがします。

CLI にさえ従っていれば他の言語でもかまわないし、さらにアセンブラを使って直接
MSIL のコードを書くこともできます。


C++/CLI で非常にユニークなのはネイティブコードとの共存ができることです。

言語仕様も拡張されており、C++ のルールにのっとりつつも C# のような言語拡張が
使えて管理された安全なコードを書くことができます。これはマネージドコードと
呼ばれるものです。MSIL です。

同時に従来の C系統のコードがそのままコンパイルできて、従来のライブラリも
リンクできます。こちらはネイティブな x86 等のバイトコードになります。

この両者が1つのバイナリに共存していることになります。

ネイティブコードの部分は .NET Framework 管理下に無いのでアンマネージドコード
と呼ばれます。


ちなみに C# でも、DLL など Win32 API 呼び出しができたりポインタを使った
メモリアクセスができるので、C++/CLI と同じように意図してアンマネージドな
プログラムを呼び出したり書いたりできるようになっています。ネイティブコード
に変換されるわけではないのですが。
(続く)