● PS3にLinuxを入れるまでの手順
● PS3 Linux で最初に行う設定
の続きです。
なお ADDON CD の 20061208 版で Fedora core5 をインストールした状態を
想定しています。


(1) 一般ユーザーの追加

root ユーザーによる作業は必要最小限にして、普段は一般ユーザーのアカウント
を使います。root ログインしたらユーザーの追加を行います。

 # adduser <ユーザー名>

追加しただけだとパスワードが無いのでログインできません。
次にパスワードを登録します。

 # passwd <ユーザー名>

たとえばユーザー名が「wheel」なら

 # adduser wheel
 # passwd wheel

となります。
これで最初の login: 画面で登録したユーザー名でログインできるようになります。
以後 root でログインする必要はありません。
一旦 exit して、新しいユーザーでログインしてみます。

# exit


前にも書きましたが「#」は root ユーザーのプロンプトを意味します。
たとえば説明で「# exit 」と書いてある場合は

 exit [Enter]

の部分をキータイプしてください、という意味です。
root 権限での作業と区別するために、一般ユーザーでログインした場合の
コマンド入力用プロンプトを「$」で表記します。

 $ startx

例えばこのように書いてある場合、一般ユーザーのプロンプトで startx コマンド
を実行することを意味します。



(2) 一般ユーザーで作業する場合の注意

一般ユーザーでログインした場合に各種設定を行おうとすると root のパスワード
を聞かれることがあります。

またコマンドライン上で root 権限が必要な作業を行うには su コマンドを使います。

$ su

root パスワードを入力すると一時的に root ユーザーとして作業できます。
exit コマンドや Ctrl+D で元のユーザーに戻ります。

一般ユーザー経由で root になった場合は /sbin にパスが通っていないので、
コマンドの実行ができない場合はフルパスで指定してみてください。
例えば ifconfig や boot-game-os が /sbin にあります。

boot-game-os を実行するには su で root になったあとに

 # /sbin/boot-game-os

とフルパスで呼び出す必要があります。



(3) X (Gnome) を日本語に設定してみます

一般ユーザーでログインしたら、startx で X を起動してから次の設定をします。
設定時に root パスワードが必要です。

 Administration → Language → Japanese(日本語)

一度 Log Out して再び X を起動すると、メニューや設定やら
ほとんどのものが日本語になっています。

また、[Ctrl] + [SPACE] や [半/全]キー で日本語入力もできるようになります。


フルインストールなので、最初からかなりの量のアプリケーションが入っている
ようです。ただ各アプリの起動は少々またされますね。



(4) X 上でコマンドライン作業をするには

メニューから GNOME端末 を呼び出します。

 アプリケーション → アクセサリ → GNOME端末



(5) キーボードの再設定

X (Gnome) を日本語にして起動しなおしたら、キーボードの配列がまた英語に
戻っていました。GNOME端末 を起動して、コマンドラインからまた配列変更を
行います。

$ system-config-keyboard

root パスワードが必要です。日本語を選びなおすとキーボードの配列が正常に
なります。



(6) Windows とファイルやり取り

Windows でも使用している NAS (玄箱) の samba につないでみます。

 場所 → サーバへ接続

サービスの種類を「Windows共有」にして、サーバー名を入力して [接続]
explorer のように簡単にアクセスできました。

なお、PS3 Linux 自身をファイルサーバーとして使うことができます。
サーバー設定は次の「PS3 Linux をサーバーにしてみる」で説明します。