一日中、暇があれば GeForce8800 の記事ばかり眺めていました。
D3D10 世代、ShaderModel4.0 世代の GPU の発表です。
http://www.nvidia.com/page/geforce8.html
GeForce8800 はアーキテクチャ自体が完全に異なるフルモデルチェンジです。
nVIDIA の GPU はだいたい2世代ごとに完全に生まれ変わります。
NV3 RIVA128, RIVA128ZX
NV4 RIVA-TNT, RIVA-TNT2
NV10 GeForce256, GeForce2 hwT&L
NV20 GeForce3, GeForce4 SM1
NV30 GeForceFX5800 SM2
NV40(G70) GeForce6800, GeForce7800 SM3
G80 GeForce8800 SM4
失敗作(?)だった FX を除いて大幅なアーキテクチャの刷新と、マイナーバージョン
アップによる高速化を繰り返しています。なので 7800 を買っても機能的には 6800
とほとんど同じだけど、8800 は完全に違います。速度ではなく機能を求めるプログ
ラマ的には今が買いです。
アーキテクチャの改変時は、機能が大幅に増える代わりにあんまり速くなっていない
ことが多々ありました。新しい機能を使えばもちろんパフォーマンスというかできる
ことは比較にならないのですが、例えば DX7 未対応のアプリケーションでは
GeForce256 より TNT2 の方が高速でした。
しかし 8800 は、新しい Shader4.0 を使わなくても従来の 3.0 アプリケーション
でも 2倍の速度で動くらしい!! これで D3D10 のアプリケーションが走ったら、
一体どこまでできるのやら。本当はすぐにでもほしいんだけど、
もしかして Vista が出るまで D3D10 は待ち?
もしかして DirectX10 SDK のリリースまでおあずけ?
もしかして Vista 用の 88 対応ドライバがまだ?
全部揃うまでもうちょっと我慢がいるみたいです