GPU 用の汎用 Computing のための SDK である CUDA に動きがあったようです。
いろいろ新しい情報が公開されています。
CUDA for GPU Computing
年々強化されている GPU 演算能力が、プログラマブル機能の進化によって
グラフィック用途向け以外でも活用できるようになって来ました。
ただ Direct3D や OpenGL などの Graphic 向けに特化されている API セットでは
汎用化が進んでいるとはいえやはり制限はついてしまいます。
もっとプログラマが自由に使えて、それでいて強大な演算能力が欲しい。
そういう要望にこたえたのが、CPU からのアプローチでいえば Cell であって
GPU 側からの回答のひとつがこの G80 + CUDA です。
CPU も GPU もこの両者は近づきつつあるのかもしれません。
(本当にくっついちゃったのが AMD + ATI です)
対応しているのは WindowsXP と RedHat系 Linux。
Vista が含まれていないのが少々残念。
Linux がしっかりサポートされているのは最近の NVIDIA の傾向です。
この流れで PS3 Linux でも動いたりしたら面白いのですが
対応 GPU は GeForce8800 (G80) 系だけです。