今まで買った PocketPC 機は PocketPC2000~2003 で 5台あります。
その前にキーボード付の WindowsCE マシン (HandlheldPC) も2台使っていました。
PocketPC になって常に付きまとうのが
・終了しない OK ボタンとタスクの終了管理
・ソフトインストールによる不安定化
でした。定期的なリセットは必須で、それどころか何かアクションをする前に
リセットが必要になることもあります。
これらの経験から、W-ZERO3[es] では 絶対安定 優先で
できる限りデフォルトで使い、システム系のソフトをほとんど入れない
構成で使っていました。
・Today に入れたソフトは applus 1つのみでそれ以外はできるだけはずす
・タスクマネージャーとソフトウエアラウンチャを使わない
スタートメニューのみでやりくり
・追加常駐ソフトは ctrlswapmini のみ
・シンクロはデータ転送の最初だけで普段は同期しない
普段良く使うソフトは限られているので、割り切ると意外になんとかなります。
Today 画面の「実行中のプログラム」数が増えるとすぐに不要なものは
メモリ管理画面から終了させました。
プログラム数はいつもだいたい 0~3 くらいに抑えています。
ソフトのインストールも、頻度の高いものや常駐系はできる限り本体メモリ
へ入れます。この辺も安定優先だと1つ1つ厳選してインストール先を
考える必要がありました。
●EM ONE では
EM ONE のメモリ (RAM) は多く、プログラム実行領域として 128MByte あります。
これは RAM 64M の WM5 機種の約 2倍、RAM 64M の PPC2000~2003 機種の
約 4倍に相当します。
タスクの終了を特に気にしないで、7本くらいソフトが立ち上がっていて
予定表、GSFinder、NetFront3.3、IE、ブンコビューア、Opera、電卓
が動いてる状態でまだ 70MByte ほど空きがあります。
PocketPC で、アプリが終了しない OK ボタンでもいいかも、
とはじめて思いました。
本体のフラッシュメモリも余裕があります。
ユーザーエリアで 390MByte もあるので、実はまだ mini SD カードを
使っていません。今のところは全部本体メモリにインストールしています。
操作性やら慣れてない部分やらいろいろと使いづらい部分もあるけれど、
メモリが多いとこんなにも気が楽だとは。
・回線速度の快適さ
・メモリ制限からの開放
この2つだけで今は十分満足です。