WindowsMobile6 にアップグレードした EM・ONE (S01SH2) を使ってみました。
●フォントの描画
初期状態でのフォント描画速度が改善されていました。
WM5 の EM・ONE (S01SH) の場合は、FontCache の設定で増やしておかないと
最初非常に低速でした。フォントキャッシュ容量は Smart-PDA.net Pocketの手
等のソフトを使って設定することができます。
WM6 の EM・ONE (S01SH2) の場合は、W-ZERO3[es] などと同じように、
特に設定しなくても十分な速度で動いています。
●リモートデスクトップ
リモートデスクトップで PC (Vista) につないでみました。
特に LAN 設定をしなくても、USB 等の ActiveSync 接続でもつながります。
今回は Bluetooth 経由なので遅いですが、それなりに動きます。
Windows 側では、あらかじめ システム→リモート から
「リモートデスクトップ」の接続を有効にしておく必要があります。
オプションの「リモートデスクトップを画面に合わせて調整する」と
「全画面表示」にチェックしておくと 800×480 の画面になります。
全画面時は (OK) で切断できました。
EM・ONE はマウスをつなぐと快適です。
さらに外部キーボードもつないでいます。ただキーコードの違いからか
入力できない文字があったので、実用するにはもう少しきちんと調べる
必要がありそうです。
●名刺リーダー
この日のために(?)たまっていた名刺を読み込ませてみました。
内蔵のカメラで撮影するだけで連絡先に名刺の内容を登録してくれます。
認識は思ったより時間がかかり 1枚あたり 15~30秒 ほど待たされる
ことがあります。読み込みは結構正確で 社名、名前、メールアドレス、
URL などさまざまな情報を読み取って識別してくれます。
読み込んだ情報は ActiveSync で同期し、PC の Outlook 上で確認と
誤認識の修正を行いました。以下気がついたことなど
・EM・ONE のカメラは左端なので、位置合わせに少々慣れが要ります。
・シャッター音がした後もしばらくは動かさないほうがいいようです。
若干タイムラグがあります。
・縦長の名刺でも、横向きのまま文字認識することができました。
・ロゴマークなどに書かれている文字も認識しようとします。不要な
文字が混ざることがあるため、不要な部分はできるだけうつさない
方がいいようです。