PC-OP-RS1 (KURO-RS) を使って ROBO-Q と同じように調べてみました。
Q-TRAIN のコントローラの赤外線信号です。
●コマンドフォーマット
コマンドは 8bit 分 下記の順番で送信されています 先頭 C C A 0 R L B F CC = BAND A~D (00,01,10,11) A = 自動移動の指定かどうか (左サイドのスイッチが on なら 1) 0 = 常にゼロ R = 右ボタン (→) L = 左ボタン (←) B = 後退ボタン (↓) F = 前進ボタン (↑) R L B F の各ボタンは同時押しが出来ます。 例えば前進+右旋回だと F + R が同時に ON になります。 コマンド組み合わせの例 BAND A 前進 00000001 BAND B 前進 01000001 BAND C 前進 10000001 BAND D 前進 11000001 BAND A 前進自動 00100001 BAND A 後退 00000010 BAND A 左 00000100 BAND A 右 00001000 BAND A 前進+左 00000101
●コマンドエンコード
ヘッダや 1bit 分の波形も長く取られており ROBO-Q とは異なっています。
ヘッダ常に H 6.3msec bit 0 = L 0.5msec + H 1.7msec 1 = L 1.5msec + H 0.7msec エンコードされた bit データは ROBO-Q と違い、0 でも 1 でも同じ長さになります。 よって 1コマンドはだいたい 23.9msec 例 BAND D 前進 + 左 で受け取った波形 (0.1msec 単位のサンプリング) // ヘッダ 11111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111 // 1 000000000000000 1111111 // 1 000000000000000 111111 // 0 00000 11111111111111111 // 0 00000 11111111111111111 // 0 00000 11111111111111111 // 1 (左ボタン) 000000000000000 1111111 // 0 00000 11111111111111111 // 1 (前進ボタン) 0000000000000000 111111
使用したツールは ROBO-Q 同様「スーの道具箱/分解してみよう/PC-OP-RS1」の
IrReceiver です。
関連エントリ
・タカラトミー ROBO-Q (3) PC から操作する実験
・タカラトミー ROBO-Q (2) 赤外線コマンドの解析
・タカラトミー ROBO-Q
いつの間にこんなものが>Q-TRAIN
以前出ていたDigiQ Train(ステアリングなし)も赤外線リモコンでした。コナミとタカラが同じ資本だった頃なのでコナミブランドから出ていました。
こちらは、複数のチャネルを一つのコントローラから出すことによって一つのジオラマの中に複数の編成+ポイントを持たせるような作りになっていました。また、ステアリングがない代わりに前後方向4段階ずつの速度調節が出来るようになっていました。IR受光器の部分はよく似ています。
ちなみにうちに2セットほどあります。ニッケル水素電池がもうそろそろメモリ効果で壊れちゃってるんじゃないかなー。
Q-TRAIN は借り物なのでラインナップとか余りよくわかってないのです。
でもモーター車両とバッテリー車両が分かれていたりとか
良くできてるなと思います。
電源も充電式でなくボタン電池でした。