超多忙が和らいだので VAIO type P に Windows7 RC を入れてみました。
BETA と同様クリーンインストールです。ドライバはほぼ自動で入ります。
一つだけ不明なデバイスがありましたが、おそらく Fn キー周りと思われます。
(1) 準備
Windows7 RC x86 DVD
USB 接続の DVD ドライブ
VAIO typeP のプリインストール Vista から取り出しておいたドライバフォルダ
C:\Windows\drivers の下
(2) インストール
外付けドライブから起動したあと 64GB SSD を全部消してクリーンインストールです。
(3) ネットワーク設定を行い自動更新します
推奨にもチェック。ドライバが入ります。
(4) 不明なドライバを入れます
デバイスマネージャーを開いて不明なデバイスのドライバを検索
(1) で保存しておいたフォルダを指定すれば勝手に入ります。
(5) Wireless LAN ドライバの入れ替え
そのままでも無線 LAN ドライバが入りますが 150Mbps 接続だったので入れ替えました。
300Mbps 接続になりました。
デバイスマネージャーからネットワークアダプター
→ Atheros~ の上で右ボタンからドライバーソフトウエアの更新
→ コンピュータを参照して~を選択
→ 自動検索だとすでに最新といわれるので、下の
「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」を選ぶ
→ ディスクの使用ボタン → 参照
→ (1) で保存したフォルダから 「Wireless LAN Driver (Atheros)」を選択して OK
→ そのまま次へ、でドライバが入る
(6) エクスペリエンスインデックスの計測
いろいろ設定する前に「コンピューター」のプロパティから
Windows エクスペリエンスインデックスの評価を実行しておきます。
少々時間がかかりましたが、評価が終わったら Aero Glass が有効になっていました。
プロセッサ 1.2 (Z540) メモリ 4.1 グラフィックス(Aero) 2.9 グラフィックス(Game) 2.4 ハードディスク 5.9 (SSD 64GB)
(7) 画面の輝度調整
BETA 同様下記ソフトで代用。ボリューム調整は何もしなくてもできます。
・backlightwin 1.00
● Windows7 RC 描画
ドライバの不具合が無くなったのか DWM も動いており、起動時のエラーダイアログも無くなっています。
これで動作確認のために Vista を残しておかなくてもよくなりそうです。
Aero Glass も動くようになりました。Vista 上で使うより多少ましに見えます。
透明感の設定を外すと少々軽くなります。
Direct3D11 サンプルもいつもの MultithreadRendering11 は一応動きました。
動作は 0.14fps、リファレンスと間違えるほど重いです。
Feature Level が 10.1 なので調べるとソフトウエアレンダラの WARP Device が使われていました。
Direct3D9 はきちんと GPU で動いています。
この辺はあとでもう少し詳しく調べてみます。
● Windows7 RC 全般
スタートメニューの個人用フォルダーが Vista 同様の個人フォルダに戻りました。
ライブラリはメニューとして分離しています。個人的にはこれが一番うれしい変更です。
BETA ではタスクバーに desktop のツールバーを置いて代用してました。
その代わり多用していた新規作成のショートカットが W から X に変更されてしまいました。
これ今までも何度も変更されているのであきらめています。
マイコンピュータのプロパティ(システム) にこんな表示が
「Pen and Touch: No Pen or Touch Input is available for this Display」
関連エントリ
・VAIO type P Windows7 beta とバックライト調整など
・Windows ノート PC の backlight の明るさ変更方法