MID SmartQ5 が気になったので、3D 描画性能などを調べていたら下記のページに
いくつかヒントがあることに気がつきました。
Khronos のトップより右上の View all Conformatn Products。
OpenGL ES 2.0 に対応しているグラフィックスコアがだいたいわかります。
2.0 に対応しているのはこのあたり。
・Imagination Technologies PowerVR SGX 535
・Samsung Electronics FIMG-3DSE v1.5
・ARM Mali-400 MP
・Imagination Technologies PowerVR SGX 520
・NVIDIA Corporation Tegra
・Vivante Corporation
・ARM Mali 200
・Imagination Technologies PowerVR SGX530
・Advanced Micro Devices AMD Z430?
iPhone が PowerVR SGX 535 であることもわかります。
下の方には Cell の記載も。JETSTREAM-A は Cell を使ったレンダラでしょうか。
PowerVR SGX は Unified Shader で GPGPU や ShaderModel4.0 (DirectX10)
も見据えた設計になってますが、Mali 400 等は Vertex/Pixel が独立した
ShaderModel 3.0 系のデザインとなってるようです。
・ARM社がグラフィックス描画処理コア「Mali-400 MP」を発表,画素処理部の数を可変に
Wikipedia NVIDIA Tegra によると Tegra も GeForce6 系らしいのでおそらく
ShaderModel 3.0 でしょう。
GLES 2.0 自体 3.0 世代 (DirectX9) なので十分ですが、ハード機能的には世代が
混在している状態です。実際の速度は機能よりシェーダーユニットの個数で決まるため
判断は難しくなっています。
GLES 2.0 世代はおおざっぱに 14M~35M triangle/sec, 275M~1G pixel/sec あたりと
仮定すると 275MHz x Pixel Units または 20cycle/vertex くらいの計算でしょうか。
Freescale i.MX31 は PowerVR MBX Lite (Wikipedia PowerVR) が使われていました。
i.MX51 は GLES 2.0 対応なので別物です。どうやら AMD Z430 らしい。
(Google i.mx51+z430)