HTC EVO 3D の 3D 描画能力のテスト。
第三世代の Snapdragon で、Adreno 220 を搭載しています。
以前の比較とはシェーダーが多少違います。
Mali-400MP 800×480 : 56fps (20.5Mpix/sec) Exynos 4210 S5PC210 1.2GHz Adreno 220 960×540 : 39fps (19.4Mpix/sec) Snapdragon MSM8660 1.2GHz
背景+複数キャラクタ+ライティング+Shadow map あり。
画面サイズが違うので単純には比較できませんが、秒間のピクセル数に
変換しても Mali-400MP には及びませんでした。
ただし Adreno は mobile GPU の中でも描画機能が非常に充実しており
ピクセルの演算精度も高くなっています。
第二世代の Adreno 205 (Snapdragon MSM8255 1GHz) 比では 2倍以上高速
なので十分良い数値と言えます。
以下は分岐を伴う、より複雑なライティングのシェーダーでのテスト。
Mali-400MP 800×480 : 19.6fps (7.2Mpix/sec) Adreno 220 960×540 : 13.7fps (6.8Mpix/sec)
下記ページにも追加しています。
・OpenGL ES 2.0 Mobile GPU 比較
・Mobile GPU Extension
関連エントリ
・OpenGL ES 2.0 shader の演算精度
・Android Galaxy S2 ARM Mali-400 MP は速い (2)