OpenGL 4.x の GL_ARB_ES2_compatibility を用いる場合 Windows では
WGL との組み合わせになります。
AMD の GPU は OpenGL ES 2.0 driver を提供しており、GL ES2 API を
native に呼び出すことが可能です。
Emulator 系 lib と同じように EGL を利用できるため、互換性を保ちやすくなります。
x64 でも動くので以前から試していますが、より便利な lib (SDK) も提供されていました。
2012/08/13現在 GL4 ES2 WGL x86/x64 GL4.4 ES3 WGL x86/x64 AMD ES2 EGL x86/x64 libEGL/libGLESv2 Angle Project ES2 EGL x86/x64 libEGL/libGLESv2 PVR Emu ES2 EGL x86/x64 libEGL/libGLESv2 Adreno Emu ES2 EGL x86 libEGL/libGLESv2 Adreno Emu ES3 EGL x86 libEGL/libGLESv3 Mali Emu ES2 EGL x86 libEGL/libGLESv2 Mali Emu ES3 EGL x86 libEGL/libGLESv2 Tegra Emu ES2 EGL x86 libGLESv20
GL4 ES2/3 と Tegra Emu 以外は ABI が同一なので libEGL/libGLESv2 を
取り替えて使うことができます。
Angle Project の新しいバージョンは GL_ANGLE_depth_texture が
追加されており shadow map も使えるようになりました。
Angle を VisualStudio 2010 で x64 向けにビルドすると size_t のキャストで
エラーが出ます。
このエラーは Disable Specific Warnings に 4267 を追加してとりあえず
無視することができます。
Debug 版だと log を出力するため低速です。
利用する場合は必ず Release ビルドにしておきます。
関連エントリ
・Desktop の OpenGL ES 2.0 実行環境
・GeForce/RADEON で OpenGL ES 2.0 を動かす
・OpenGL ES 2.0 Emulator