Nexus 7 上に開発環境をつくる (3) Ubuntu

Nexus 7 に Ubuntu 13.04を入れています。
Bluetooth が使えるようになりかなり実用度が増しました。
下記はあくまで 2013/02/14 現在のものです。
日々更新されていますので、そのまま鵜呑みにせずその時点での
最新情報を探すようにしてください。

●オンラインストレージ

NetWalker の時は ARM で動く Dropbox が無く不便だったのですが、
今では Ubuntu One が入っているので全く困らなくなりました。
同様に使えるオンラインストレージで、もちろん ARM で動きます。
5GB まで無料。

● WiMAX / 有線LAN

WiMAX ルーターに Wi-Fi でつながるのは当たり前ですが、
USB による有線接続も可能でした。試したのは下記の 2機種。

・NEC Aterm WM3600R
・NEC Aterm WM3800R

USB Host にケーブルでつなぐだけで認識します。
駅前など Wi-Fi が混雑していて安定しない場所で使えるかもしれません。
有線 LAN アダプタ LUA3-U2-ATX も使えています。

●テザリング

同様に SB iPhone5, au HTC J butterfly HTL21 も USB 接続しましたが
こちらはつながりません。
もちろん Wi-Fi や Bluetooth ではテザリングできます。

Bluetooth の場合はペアリングだけではだめで、
「Use your mobile phone as a network device (PAN/NAP)」
のチェックが必要です。
その後端末側から接続を選ぶ→右上の Network のポップアップから
端末名を選択する流れになります。

●スクリーンキーボード

リサイズ出来ます。
横画面で大きめにしておくとタッチしやすくなります。

マウスポインタアイコンで拡張パネルが開き、右ボタン等の操作が可能ですが、
複雑な操作をしていると固まる事が多いです。
マウスは使えるので、タッチが反応しない場合や突然ロック画面に飛ばされた
場合は、マウスをつないで再起動した方が良いです。

●armhf

こちらのコメントにも書きましたが hard-float なので、
NDK より呼び出し効率が上がっているものと考えられます。
続きます。

関連エントリ
Android Tablet Nexus 7 上に開発環境をつくる (Ubuntu)
Nexus 7 上に開発環境をつくる (2) Bluetooth と OpenGL ES 2.0