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メール設定とかその他 WZ Mobile

実は ZERO3 でメール使うのははじめてです。
あらためて試してみると W-ZERO3メール も Outlook もその使い勝手に結構苦戦中。

てこずりながらも WZメール も試しました。
pdx メールの自動受信は無いものの、一般的な pop3/smtp アクセスが可能です。

すっかり携帯メールや webメールの気楽さがしみついてしまってるので、久しぶり
にやるメール設定がかなり面倒です。全部ゼロから打ち込むのだと覚悟を決めたら
何とかなりました。

画面構成 メール一覧+プレビュー で前回のエントリの「ウェブ」と同じ。

送受信はバックグラウンドで行われており、待たされることも無くキー操作を妨げる
ダイアログも出たりしません。

動作はかなり重たいです。メニューや操作は試行錯誤と慣れが必要でしょう。

ただ設定は細かくできるので、一旦セッティングが決まってしまえばそれなりに
使えるかもしれません。デフォルトだと返信時に signature が付いてしまいます。
この辺のテンプレートも自由に書き換えることが出来ました。

まだ機能的に不安定な部分があるものの、そこはベータなので今後直っていくで
しょう。標準の電話帳との連動とかその辺は不明です。

メール等のベースフォルダを SDカード に設定すると、サスペンドからの復帰に
時間がかかるようになってしまいました。メインメモリに移動したら大丈夫でした。

メニューの「ツール」>「ベースフォルダ設定」で存在しないフォルダを割り当
てると、WZモバイル が一旦終了してもう一度フォルダ設定画面になるようです。

こんな感じで WZ Mobile に含まれる機能は、メール、ノート(メモ)、ブラウザ、
タスクマネージャ、ファイラーと多岐にわたります。

メールにはアドレス帳が付いているし、データをタイムスタンプ順にカレンダー
表示する機能もあります。ノート機能を使うと一見スケジューラのような使い方が
できます。

なんとなく携帯電話の基本的な機能をカバーしてるようですね。
テキストエディタを中心に据えつつ、独自の携帯電話 UI/アプリ を構築しよう
としてるのかなと、そんな気がします。

テキストブラウザ WZ Mobile

WZモバイル 画面で選択できる「ウェブ」は、テキスト形式のブラウザ機能でした。
html の表示が可能でテキストエディタ内で可能な分だけタグが処理されます。
フォームも使えるので「これを使って blog に投稿しよう!」という趣旨のようです。

インターネットが普及し始めたころに使っていた Lynx を思い出しました。

通常のブラウザと何が違うのかといえば、フォーム内のテキスト編集が使い慣れた
テキストエディタでできるということ。
上手く活用できれば今後 長文 のエントリが増えるかもしれません・・。

さて実際の投稿ですが image ボタンが多いとたどり着くのに少々苦労
うーん、script のせいかタイトル入力ができずにうまく投稿できませんでした。

左から管理画面(プレビュー付き)と、全画面のブラウザ表示、右はRSSの画面

キー操作と WZモバイル

WZモバイル には、本当はテキストエディタだけではなくいろんな機能が含まれています。
いまさらだけど他のアプリも立ち上げてみました。

・WZモバイル (メイン画面)
  ・メール
  ・ノート
  ・ウェブ
・WZエディタ
・WZタスク
・WZファイラー

さすが WM5 対応とあって、メニューも設定も画面切り替えも片手だけでできました。

片手で操作できるのは結構便利なので、個人的には慣れればそれなりに使えるかなと思います。
もちろん独自 UI の もたつく描画 と ちょっと違う操作感にさえ 慣れれば の話です。

WZモバイル アイコン (メイン画面) から起動すると「メニュー」>「画面」>「基本設定」
を選べます。ここでメニューやダイアログに使うフォントの設定ができるようです。

6ポイントかつ太字を解除するとこんな感じ(右側)。
カーソルの描画もちょっと速くなった気がします。

元の設定(左)に比べると、メニューやステータス行も細く小さくなって本来の VGA らしい
画面になりました。
この辺が独自にウィンドウのウィジットを描画してるメリットなのでしょうか。

メールはまだ使ってなくて、ファイラーも慣れるのに結構時間がかかりそうです。
せめてもうちょっとエディタ以外の部分の描画や操作が速ければよいのですが、、

文章書きと WZ Mobile Editor

文章書きと WZ Mobile Editor

W-ZERO3[es] で外付けキーボード経由で使用しています。

[es] は USB の外付けキーボードが使用できるため、シグマリオンや
モバイルギア等、かつてのキーボードつき WindowsCE 端末同様に本格的な
文章入力用として利用することができます。

唯一の問題は・・それに耐えうるだけのテキストエディタが無かったことでした。

なので、PocketWZ3 用の WindowsMobile5.0 パッチには非常に感謝しています。
http://www.digiyama.com/zero3es/pwz.html

このパッチのおかげで文字入力用端末としてノートPCを持ち歩かなくても
済むようになりました。

PocketPC 用テキストエディタは他にもありますが、
それでも PocketWZ が必要な理由は純粋に機能面にあります。

・ファイルサイズ等、特に制約が無いこと
・書式など細かい設定ができること
・操作の UNDO ができること
・キー操作を自由に再割り当てできること

PocketPC はもともとキーボードが無くてペン操作のみだったことから
キー操作についてはあんまり考えられていないものばかりでした。

ようやく登場した WZ Mobile Editor にも大変期待しています。

WZ Mobile Editor (WZM) で一番気になっていた

「キー配列を自分好みに書き換えられるか」

はほぼ大丈夫なことがわかりました。
フォルダに入っている win.key を書き換えるだけで自分のキー配列が作れます。
(Emacsもどき)

同じように *.mnu や *.btn を書き換えることで
メニューも自由にカスタマイズできるようです。
割り当てる機能名が若干わかりにくいのが難点ですが。

WZM は検索やファイルオープンなど、Dialog を用いる操作で
結構待たされます。この点は PocketWZ3 (PWZ3) の方が高速です。
メニュー周りも PWZ3 の方が軽快に感じます。
描画の問題のようです。

一般的な編集操作は、PWZ3 同様に必要十分な速度で使えています。

あとはやっぱり正式対応なのが嬉しいところです。
特に PWZ3 + パッチではフォント周りに制限があり、
サイズによってはカーソル位置が見かけとずれる等の問題がありました。
WZM はもちろん大丈夫。

マクロ系も見当たらないので
現段階では PocketWZ3 より機能ダウンしているように見えます。

Editor のみですがまとめるとこんな感じ

・WM5 への正式対応がまずは嬉しい点
・最初から作り直し(?)で機能的に PWZ3 に及ばない部分もある
・Dialog 等の UI は描画が重くて操作も結構待たされる

個人的には PWZ3 でも使わない機能が多かったので
シンプルながら必要な機能はほぼ満たしていました。
まだベータ版なので、製品版に向けてのこれからに期待です。

ファームアップ怖い

その1 W-ZERO3[es] のファームを 1.01a から 1.02a に更新しました。
http://wssupport.sharp.co.jp/download/ws007sh/update_sp2/

一回目
 最初のリセットで再起動の直後白い画面で停止・・
 →ハードリセット

二回目
 今度は前半のアップデート完了!
 また再起動がかかって後半が始まる前に白い画面で停止・・
 →ハードリセット

三回目
 だめもとで実行したらアップデートまで進んで完了
 今度はいきなり後半だった模様

3回目にて何とか 1.02a に更新できたみたいです。
けどいまいち自信が無い。

その2 iTunes につないだら iPod nano の更新が来てました

 ダウンロード後更新開始→ずっと更新中のまま進まず

 最初の iPod 本体の再起動の後、
 Eject でドライブは Unmount されたのに
 USB デバイスとして中途半端に認識されたままなので
 再認識されずに止まっているらしい。

 無理やりケーブル抜いてさし直したら進みました。

すんなり行かないのは心臓に悪いですね。