VAIO type P 手に入れました。
このサイズはちょうど昔使ってた MobileGearII MC/R530 と同じくらいです。

MobileGear2 MC/R530  245 x 131 x 28.8 770g  8.1inch  640x240 STN 110000円
VAIO type P VGN-P90S 245 x 120 x 30.8 688g  8.0inch 1600x768 TFT 122800円
(P はバッテリーL で重さは実測 = 688g)

かつて長いこと WindowsCE のハンドヘルド端末(H/PC)を愛用していたことがあります。
ボタンを押すとすぐ電源が入って直前の状態から操作できて、バッテリーも結構持つし
HDD レスで遠慮無く鞄に放り込んで持ち歩くことが出来る。
ちょっとしたメモや議事録などテキスト記録用に重宝していました。

狭いキーピッチは最初は無理だと思ったけど、Libretto 100 → MobileGear II →
Jornada720 を経て、すべて等幅で配列さえ合っていればすべてのキーでタッチタイプ
できることがわかりました。最近は右側記号部分のキーピッチが詰まっているキー
ボードばかりで個人的には少々残念。

H/PC が終了して後継機種も無くなってからは、代わりとなる環境を延々と探し続けて
いる感じです。PocketPC + 外付けキーボードだったり Windows NotePC を試したり
WindowsMobile + Bluetooth Keyboard など。
ずっと WindowsMobile で入力系のソフトばかり作ってるのもそのせい。

現在この用途で活躍していたのが EeePC901。少々重いけどバッテリーが持つので
スリープ状態で電源入れっぱなしでも大丈夫。WindowsCE H/PC のようにすぐ使える
機動性がありました。

ほぼキーボード大の本体で薄くて軽い。(ポケットにも入る)
ファンレス + SSD 、バッテリー L なら長時間持つ。
これならかつての H/PC のように扱えるか、と思い type P に飛びついてみました。


●描画は遅い

EeePC901 より速い構成のはずですが確かに遅いです。レスポンスもだし
特にAero が無効となっているためウィンドウの重ね合わせが変わると再描画が
発生します。この再描画の転送が目に見えるため印象を悪くしている気がします。

Aero だと合成がハードウエアなので他のウィンドウを再描画しません。
CPU に負担がかかって処理が落ちても見た目に変化がないので、処理落ちやあらが
目立ちにくいのだと思われます。
EeePC901 では GPU にそこそこパワーがあるため Aero で快適に使えました。

CPU にかかる負担を減らすことが重要かもしれません。とりあえず標準状態で常駐して
いるソフト類、プリインストールソフトを全部捨てて、Vista と Windows7 を
クリーンインストールしました。EeePC のように。

(ちなみに WindowsCE H/PC の描画はもっと遅かった。MobileGearII MC/R700 などは
コンソールのスクロールが波打つくらいに。)


●ドライバの保存

(1) 購入直後の状態でリカバリディスク作成
(2) C:\Windows\drivers の下を丸ごと SD カードなどに保存


●WindowsVista

パーティションを半分にしてまず片方に WindowsVista を入れました。
SSD 128GB にしておけば良かったかも。
もともと Vista PC なので必要なドライバは付属のものそのままです。
(2) で保存したドライバを使用します。

一応 Aero も使えるので実験 (詳しくはこちら)

Fn キーを使ったキーボードショートカットは音量変更のみ使用できました。
画面の明るさ調整が使えないと不便なので、代わりとなるソフトを作りました。

backlightwin v1.00

実行すると Ctrl + Alt + [F5]/[F6] で画面の輝度(バックライト)調整が出来ます。
もう一度実行すると常駐解除。自動起動するならスタートアップへ。


●Windows7 beta / build 7000

すでに多くの方が挑戦されているので参考にします。

type P wiki Windows7ベータ

Vista と同じく、最初に保存しておいた付属のドライバを適用します。
無線 LAN は最初から認識していますが、そのままだと 11g になります。
付属の無線LAN ドライバに入れ替えると 11n で 300Mbps で接続可能となりました。

入れたもの
・Chipset Driver (Intel)
・Graphics Driver (Intel)
・Ethernet Driver (Marvell)
・Wireless LAN Driver (Atheros)
・Sony Firmware Extension Parser Driver
・Sony Programmable I/O Control Device

やはり音量調節のみ可能で、画面の明るさ変更は出来ません。
Vista と同じように下記ソフトでとりあえず代用できます。

backlightwin v1.00


● VAIO type P は結構速い

しばらく作業していて気がついたのは、VAIO type P (SSDモデル) はきちんと
使っていくと結構速いということ。

たとえば Windows7/Vista 等のクリーンインストールは短時間で終わるし、起動や
終了も待たされません。VisualStudio 2008 のインストールも、時間がかかった
EeePC と比べるとあっけなく完了。
EeePC では結局あきらめたけど、type P なら本体でコンパイルする気になります。
RAMDISK も設定しないでそのまま Vista も Windows7 も使っています。

これまで使ってきた EeePC4G/EeePC901 と比べて SSD の書き込みがかなり速いようです。
type P は GPU が貧弱で描画のレスポンスは遅いけど、SSD モデルであれば最初の印象
よりも結構速くて使えると感じました。

もちろん EeePC901 だってより高速な SSD に交換可能だし、ZIF コネクタにつなぐ
タイプなら各種選べるはずです。type P を見てしまうと、EeePC の SSD ももっと
速いタイプに交換したくなります。


ちょうど Eye-Fi が使えなかったことを機にルータを入れ替えたばかりでした。
type P はプロパティの表示で 300Mbps でつながっています。

LAN 接続(Gbit)の Desktop PC から大きめのファイル (DXSDK_Nov08.exe 483MByte)
をコピーして 15MB/sec 前後の速度でした。おおよそ 120Mbps くらい。
へたに SD カードとかを経由してデータコピーするより速いです。

同じく 11n 対応の EeePC 901 はなぜかプロパティの表示で 135Mbps なので、
ドライバが古いだけかもしれません。