Direct3D10.1 RTM と 10.0

Vista SP1 + March2008 で 10.1 が動くようになりました。

以前は動かなかった D3D10_DRIVER_TYPE_REFERENCE で起動します。
また D3D10.0 GPU の場合は D3D10_FEATURE_LEVEL_10_0 さえ指定しておけば
D3D10_DRIVER_TYPE_HARDWARE が使えました。

よって開発側としては D3D10CreateDevice1() 等の 10.1 API に乗り換え、
GPU に応じて FEATURE LEVEL を切り替えるだけでよさそうです。

10.0 GPU の場合個々の API や State がどう影響してどう制限されるのか
まだわからないので、その辺は実際に使ってみてからになるでしょう。
取りあえず一安心。

関連エントリ
DirectX 10.1 S3 Chrome 400
DirectX 10.1 RADEON HD3800 シリーズ

追記:

March2008 の SDK で
dxsdkvar.h を include しているとエラーが出ます。

中身を見ると見慣れない構文で、新しいコンパイラの機能なのか、、
どちらかといえばバージョン管理ツールのキーワード置換に
失敗しているような感じ。

Direct3D10.1 RTM と 10.0」への2件のフィードバック

  1. masafumi

    こんにちわ。

    これだと10.0と10.1で別々なバイナリを作らなくて良さそうでいいですね(そのかわり、10.0でもVista SP1じゃないと動かなさそうですが)。

    こちらでは、GPUはあるのですがSP1がないので早く一般公開されてほしいものです。

  2. oga 投稿作成者

    やっと March SDK 出ましたね。

    この 10.0 GPU での動作が一番気になってました。
    たしかに SP1 以上必須になってしまうのは少々問題かも。

    実際に API 使ってみないとまだまだわからない点も多いので、
    こっちもそろそろ GPU を手に入れてみます。

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