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VAIO type P + Windows7 RC で Direct3D 11

Windows7 RC を入れた type P はAero がそれなりに動いているので印象が変わりました。
現在透明感 off で使用しています。

・個人設定→ウィンドウの色→「透明感を有効にする」のチェックを外す

半透明ではないもののウィンドウの重なりがハードウエア描画なので速いです。
たとえばウィンドウ移動とか最小化のアニメーションとかそこそこスムーズに
できますし(たまにかくつくけど)、タスクバーにマウスカーソルを乗せると
ウィンドウの縮小イメージもポップアップで出ます。
ウィンドウの中の描画速度は変わらないけど、操作の印象は良くなりました。

たまに背景の描画が追いつかないのか真っ黒に崩れることがあります。
フレームバッファが消えてしまった状態ですが、以前から同じ症状があった気がするので
また違う問題かもしれません。

Aero が動くということは D3D も動くようになったということ。
GMA500 がどの Feature Level まで対応しているのか Direct3D11 で試してみました。
結果は残念ながら FEATURE_LEVEL_9_1 ~ 3 も未対応。
ハードウエアでは動作しませんでした。

Direct3D11 サンプルや一部のアプリケーションが動くのは、ソフトウエアレンダラ
WARP Device を呼び出しているからです。
D3D11CreateDevice~() の D3D_DRIVER_TYPE_HARDWARE でエラーが出た場合、
D3D_DRIVER_TYPE_WARP できちんと作り直しているアプリは動きます。
D3D11 サンプルが動いて D3D10 が動かないのはおそらくアプリが WARP に対応していないから。
D3D10 LEVEL_9_1 ~ に対応していないということは Direct2D を使う場合もおそらく
CPU レンダラになります。
ハードウエア対応は今後に期待。現状未対応でもとりあえず動くのは WARP のおかげです。

●結論
GPU は Direct3D 9 3.0 まで対応しているものの、
現状では Direct3D10/11 の下位モードの Level9 でも動作せず。
WARP なら動く。

関連エントリ
VAIO Type P の Windows7 RC は Aero が有効

Atom vs Core i7

コンパイル時間

(1) Atom Z540    11分44秒 (704秒)
(2) Core i7 920      37秒

(1) 詳細
Atom Z540 1.86GHz 1core 2threads
RAM 2GB, SSD 64GB (VAIO type P), AC電源
Windows7 RC x86, Aero ON
VC2008 cl /MP4 (4thread指定)

(2) 詳細
Core i7 920 2.66GHz 4core 8threads
RAM 6GB, HDD 1TB
Windows7 RC x64
VC2008 cl /MP10 (10thread指定)

実行したのはライブラリのコンパイルでコマンドラインから /MP スイッチ付き。
x86 debug, x86 release, x64 debug, x64 release の 4種を全部作成。
同じファイルを何度も読む+コンパイル自体数回実行したので
RAM が多ければソースはキャッシュに乗ってる状態です。
ただし同時に 8 file 未満のコンパイルが行われることもあるので CPU は 100% 埋まっていません。
スレッドがすべて埋まる条件なら core 数の多い Core i7 とはもっと速度差が開くと思います。
おそらくもっと速いでしょう。

仮に Atom が 4core で、ストレージとバスの影響を無視して 4倍速になると仮定しても 176 秒。
さらに Atom が同じ 2.66GHz で動いたとしても 123 秒。
多めに見積もってもまだ 3.3 倍開きがあります。

VAIO Type P の Windows7 RC は Aero が有効

超多忙が和らいだので VAIO type P に Windows7 RC を入れてみました。
BETA と同様クリーンインストールです。ドライバはほぼ自動で入ります。
一つだけ不明なデバイスがありましたが、おそらく Fn キー周りと思われます。

(1) 準備
 Windows7 RC x86 DVD
 USB 接続の DVD ドライブ
 VAIO typeP のプリインストール Vista から取り出しておいたドライバフォルダ
   C:\Windows\drivers の下

(2) インストール
 外付けドライブから起動したあと 64GB SSD を全部消してクリーンインストールです。

(3) ネットワーク設定を行い自動更新します
 推奨にもチェック。ドライバが入ります。

(4) 不明なドライバを入れます
 デバイスマネージャーを開いて不明なデバイスのドライバを検索
 (1) で保存しておいたフォルダを指定すれば勝手に入ります。

(5) Wireless LAN ドライバの入れ替え
 そのままでも無線 LAN ドライバが入りますが 150Mbps 接続だったので入れ替えました。
 300Mbps 接続になりました。
 デバイスマネージャーからネットワークアダプター
  → Atheros~ の上で右ボタンからドライバーソフトウエアの更新
  → コンピュータを参照して~を選択
  → 自動検索だとすでに最新といわれるので、下の
    「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」を選ぶ
  → ディスクの使用ボタン → 参照
  → (1) で保存したフォルダから 「Wireless LAN Driver (Atheros)」を選択して OK
  → そのまま次へ、でドライバが入る

(6) エクスペリエンスインデックスの計測
 いろいろ設定する前に「コンピューター」のプロパティから
 Windows エクスペリエンスインデックスの評価を実行しておきます。
 少々時間がかかりましたが、評価が終わったら Aero Glass が有効になっていました。

プロセッサ          1.2  (Z540)
メモリ               4.1
グラフィックス(Aero) 2.9
グラフィックス(Game) 2.4
ハードディスク       5.9  (SSD 64GB)

(7) 画面の輝度調整

 BETA 同様下記ソフトで代用。ボリューム調整は何もしなくてもできます。
backlightwin 1.00

● Windows7 RC 描画

ドライバの不具合が無くなったのか DWM も動いており、起動時のエラーダイアログも無くなっています。
これで動作確認のために Vista を残しておかなくてもよくなりそうです。
Aero Glass も動くようになりました。Vista 上で使うより多少ましに見えます。
透明感の設定を外すと少々軽くなります。

Direct3D11 サンプルもいつもの MultithreadRendering11 は一応動きました。
動作は 0.14fps、リファレンスと間違えるほど重いです。
Feature Level が 10.1 なので調べるとソフトウエアレンダラの WARP Device が使われていました。
Direct3D9 はきちんと GPU で動いています。
この辺はあとでもう少し詳しく調べてみます。

● Windows7 RC 全般

スタートメニューの個人用フォルダーが Vista 同様の個人フォルダに戻りました。
ライブラリはメニューとして分離しています。個人的にはこれが一番うれしい変更です。
BETA ではタスクバーに desktop のツールバーを置いて代用してました。

その代わり多用していた新規作成のショートカットが W から X に変更されてしまいました。
これ今までも何度も変更されているのであきらめています。

マイコンピュータのプロパティ(システム) にこんな表示が
「Pen and Touch: No Pen or Touch Input is available for this Display」

関連エントリ
VAIO type P Windows7 beta とバックライト調整など
Windows ノート PC の backlight の明るさ変更方法