Bluetooth を使ってみました。
本体に触らないでゲームできます。
PS3 コントローラで PhantasyStar Portable 2 体験版 + Bluetooth でヘッドホン
●PSP go の特徴
PSP go の最大の違いは UMD ドライブが無いことです。他にも
・フラッシュメモリ 16GB 内蔵
・スライド式のボディ
・Bluetooth 機能内蔵
・ゲームの中断機能に対応
・時計/カレンダー表示
といった新要素があります。また従来の PSP から変更されたのは下記の点です。
・充電+通信コネクタが専用形状に変更
・画面サイズが 4.3 → 3.8 inch に縮小
・メモリカードが MS Duo から M2 に変更された
新要素の中でも Bluetooth に対応したのは大きな特徴です。
● PSP go の方向キー
PSP go の方向キー(十字キー)はスライド機構のため、周囲との段差が少なくストロークも
かなり浅くなっています。倒すと言うよりボタンをクリックして押す感じに近いです。
方向の押し分けはしっかりしており操作性は問題ありませんが、PSP-2000/3000 の操作感に
慣れてしまうと、若干斜め方向が入りにくく感じるかもしれません。
とはいえ PSP-1000 のように全く反応しないと言うこともなく、比べものにならないほど
きちんと斜め方向が入ります。DS Lite のように斜めに入り損ねることもなく、PSP go の方が
反応良く確実に押せます。ボタンの薄さは DSi に近いかもしれません。
さらに PSP go は外付けのコントローラを使うことが出来ます。
操作性に関しては、個人の好みの点も含めても携帯機で最高の環境を備える可能性が出てきました。
● PS3 コントローラが使える
Playstation 3 / Wii 等のワイヤレスコントローラは Bluetooth を使っています。
PSP go も Bluetooth を内蔵したことにより、携帯ゲーム機ながら外付けのゲーム
コントローラが使えるようになりました。
現在対応しているのは PS3 用のゲームコントローラ SIXAXIS / DUALSHOCK3 です。
Bluetooth は汎用プロトコルなので今後の更新で対応デバイスが増える可能性があります。
注意点はペアリングのために PS3 本体が必要となること。
SIXAXIS / DUALSHOCK3 は USB ケーブルによるワイヤード接続でペアリングを行う仕様と
なっており、Bluetooth のペアリングモードを備えていません。PSP go もいったん PS3 を
経由してコントローラの登録を行います。一度ペアリングを行えば PS3 が無くても使えます。
PS3 持ってる人に頼んでペアリングだけしてもらうのもありでしょう。
● ペアリング
用意する物
・PS3 用コントローラ (SIXAXIS/DUALSHOCK 3) ・PS3 本体 (最初だけ) ・PSP go ・それぞれをつなぐ USB ケーブル
(1) PS3 の電源を入れておく
(2) PSP go 側で操作
「設定」→「Bluetooth機器設定」→「Bluetooth 機器管理」
→「新しい機器の登録」→「PS3 コントローラを登録する」
(3) 以後 PSP go の画面の指示に従います。
1. PSP go と PS3 を USB ケーブルでつなぐ。
2. ペアリングしたいコントローラを PS3 本体と USB ケーブルでつなぐ。
3. 画面の指示があったら両方とも USB ケーブルを抜く。
4. PS3 コントローラの (PS) ボタンを押す
操作は PSP go 側で行うので、この間 PS3 の画面を見る必要がありません。
TV をつけずに設定出来ました。
●操作
PS3 コントローラを使うとスライドを閉じた状態でもゲームが出来ます。
(PS) ボタンも反応するし、PSP go の電源を切るとコントローラの電源も落ちます。
go の電源を入れてコントローラの (PS) ボタンを押せばすぐに再リンクします。
ボタンの対応は下記の通り。
・右アナログスティック, L3, R3 = 未使用
・L1, L2 = どちらも PSP の L
・R1, R2 = どちらも PSP の R
基本的に PSP に存在していないボタンは使えないようです。
ゲームアーカイブスの PS1 タイトルで右アナログが使えるかどうか、DUALSHOCK 対応ソフトを
持っていなかったので検証できませんでした。設定画面を見つけていないので、おそらく
振動機能も使えないのではないかと思います。
PS1 のゲームで同時に複数のコントローラが使えるかどうかも未確認です。
●その他の入力デバイス
キーボードとマウスは「非対応のデバイスです」といわれて接続できませんでした。
・PS3 ワイヤレスキーパッド
・RBK-2000BT2 (Bluetooth キーボード)
・VGP-BMS33 (Bluetooth マウス)
●オーディオデバイス
Bluetooth オーディオデバイス (A2DP) に対応しています。
下記のワイヤレスオーディオレシーバーを使ってみました。
・SONY DRC-BT15P
・SANWA MM-BTSH3
ペアリングは直接行います。
「設定」→「Bluetooth 機器設定」→「Bluetooth 機器管理」→「新しい機器の登録」
→「Bluetooth 機器を検索する」
あとはそれぞれのレシーバーのマニュアルに書かれているパスキーを入れるだけ。
音声出力切り替えは、PSP go 上面にある [♪] 音符マークのサウンドボタンを使います。
・[♪] ボタンを長押しするとミュート (1秒)
・[♪] ボタンをさらに長押し (5秒) すると音声の出力先が Bluetooth に切り替わる
A2DP 対応は PS3 にも欲しい機能です。
● Bluetooth 音声の注意点
Bluetooth のリンクが切れると音声は強制的に本体から流れます。
例えば左側面のワイヤレススイッチを切った場合、無線 LAN だけでなく Bluetooth も
切れます。直後、本体スピーカーから音声が流れることになります。
●ダイヤルアップネットワーク
PSP は無線 LAN のアドホックでインターネット接続できないので、Bluetooth の
ダイヤルアップ対応は嬉しい機能の一つです。
EMOBILE TouchDiamond S21HT を使ってみましたが、ペアリングできるものの接続は
まだ成功していません。PC からの接続では Bluetooth 経由で DUN で繋がっているのに、
PSP go からは 8030000B というエラーで失敗します。まだ原因はわかってません。
●警告画面が出てしまう
Bluetooth を ON にすると、USB モードに切り替わるたびに Bluetooth を一時的に無効するとの
警告画面が出てきます。いちいちボタンを押さなければならないので少々面倒かもしれません。
●PSP go 全般
PSP-1000 時代に夢だった外部コントローラが、念願かなって使えるようになって
しまいました。当時 PSP-1000 の方向キーに問題があったせいなのですが…。
PS3 のように、今後はキーボードとか様々なデバイスに繋がるようになればゲームの
幅も広がります。特にアーカイブスタイトルとか。
画面は密度が上がったことと、コントラストが高く色もはっきりしており非常にきれいに
見えます。以前使っていた PSP が PSP-2000 なので特にそう感じるのかもしれません。
本体は非常に小さくスリムです。これに携帯電話が付いていてもおかしくないと思うくらい。
本体底面に滑り止めのゴムあり。
上面は隙間無くボタンが並んでいるのでつかむ場所がありません。
上下を挟んで持つのはやめた方がよさそう。
Bluetooth 対応した携帯ゲーム機は多くありません。
iPhone や iPod touch も Bluetooth を内蔵していますが A2DP に対応しているものの
外部コントローラやキーボードをつなぐことが出来ません。
iPhone で Bluetooth コントローラが使えるようになる日は来るのでしょうか。
関連エントリ
・PSP-N1000 PSP go 購入、Store が無くても出来ること
・Media Go で PSP のデータ管理
・新型 PSP (PSP-2000) とゲームアーカイブス
goは振動機能使えます。
またLR2も別途で動作します。
PS3のコントローラーを用いて2Pプレイも可能になります。
これらはアーカイブスのみ設定メニューが変更されるようです。
立場は微妙な所ですがgoはいろいろとおもしろいですね。
それはすごい。
まさかと思ったけど、本当にそこまで PS3 コントローラが使えるとは。
完全にポータブル PS1 として使えますね。
PSP go はかなり気に入ってますよ。
PSPgoは買ってみると良さがすごくよく分かるよね
前情報は悪かったけど自分のライフスタイルと合う+トルネとの連携から買ってみたけど…
これは間違いなく良ハード。
ブロッサムピンクの色が好きで迷ったけどこっちにして良かった。
正直今のところ音楽再生機能がついたトルネ専用機として使ってるけど不満は無いなー
トルネ評判良いですね。
まだ手に入れてないけどぜひ組み合わせたい。
右手でアナログに指が届くので、片手だけで操作出来るのが結構便利です。