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Linux 以外

Bluetooth Keyboard として使える PS3 のワイヤレスキーパッド

本日発売の PS3 のコントローラにつけるタイプのミニキーボード、
PLAYSTATION3 ワイヤレスキーパッド CECHZK1JP を買ってきました。

周辺機器 PLAYSTATION3
PLAYSTATIONR3専用「ワイヤレスキーパッド」2008年の年末商戦期に向けて日米欧にて発売

コントローラと合体しているのは単に固定のためでした。
キーパッド自身がバッテリーを内蔵しており、単独で Bluetooth Keyboard として
動作します。
つまり PS3 コントローラが無くても使えます。

マニュアルにもきちんと、PS3 以外の機器とペアリングする方法が載っており
Bluetooth 対応製品と一緒に使えると明記されています。
実際に WindowsPC (Vista x64) とペアリングできました。

キー入力だけでなく、マウス代わりのタッチパッドモードもそのまま使えます。
非常におもしろいデバイスだと思います。いろいろ試してみます。

最近の Playstation3 関連 LBP など

● Yellow Dog Linux

PS3 Linux インストールでは何度も世話になった FIXSTARS
あの Yellow Dog Linux を買収!

フィックスターズ、米Terra Soft Solutionsから「Yellow Dog Linux」を含む全事業を買収

YDL は PS3 対応 Linux として話題になったものです。
個人的にかなり驚いたニュースでした。

● LittleBigPlanet

はまっています。きっと正月越せる。
非常に良くできているだけに、気になる点もいくつか。

・スコア?が増えない

 インフォプラネットの自分の上にある3つの数値。
 プレイ、クリエイト、シェア がずっとゼロのままです。
 ベータの時はたまに増えたり減ったりしていた気がします。
 製品版になったらずっとゼロ。

・タグが付かない

 アップロードしたステージにタグが付かなくなりました。
 発売直後しばらくは、ちゃんとタグが反映されていた気がします。
 最近はさっぱり。

・クリエイトモードのツール設定

 ツールを配置した直後のプロパティで設定した内容が保存されない。
 一端選択ツールに戻って、選択し直してから□ボタンで設定し直すと反映される。
 最初チュートリアルではまります。ベータ時から変わってない。

・クリエイトモードの床からはがすで、関係ないところもばらばらになる

 複数のパーツで構成されたオブジェクトを床にのり付けする。
 その後オブジェクトを床からはがすと、再生時に各パーツもはがれた状態になってる。
 エディット中の選択ツールではくっついたままに見えるので、一端すべての
 パーツをはがす→のり付け し直さないと元には戻りません。

● HDD交換

PS3 の内蔵 HDD を交換しました。
60GB モデルと 20GB モデルの 2台とも 320GB へ換装です。
2.5インチ 9.5mm SATA 対応の HDD が使用できます。

HDD の内容は、PS3 本体が持っているバックアップ機能を使えば、
セーブデータなどもそのまま移行することが出来ます。
この辺は Linux インストール時に散々やったので慣れたもの。

バックアップは XMB のメニューから

 設定 → 本体設定 → バックアップユーティリティー

・バックアップ時の注意

 バックアップを取れるだけの、USB 接続の大容量メディアが必要です。
  例えば USB の外付け HDD や、USB メモリ、カードリーダーなど。
  FAT32 フォーマットのみ。60GB モデルはカードリーダー内蔵なので、
  SD/CF/MS 等のメモリカードも直接使えます。
  HDD タイプの iPod も使えるかもしれません。

 バックアップやリストアは結構時間がかかります。
  再ダウンロード可能な体験版やムービー、ゲームのインストールデータなどは
  あらかじめ消しておいた方が良いです。

 複数のメディアにとっておけるなら、2つバックアップしておくと確実です。

LittleBigPlanet 製品版 機械式ゲームのエミュレータ

βの時にアップロードしたステージデータが残っていました。
同じアカウントならダウンロード(コピー)出来るので再編集も可能です。

ベータとの違いで大きいのが、ジェットパックのはずしかた。
○ボタンだけで簡単に外せるようになってます。
その他気がついたところ

・ジェットパックがボタンだけで簡単に外せる(ベータはコントローラを振る)
・コミュニティのページが増えている(ベータは10ページだった)
・アップロードできるステージ上限が4倍に増えている
・テンプレートはストーリーモードのステージをクリアして手に入れる必要あり

ジェットパックでシェイク不要になったので、センサーが無くても基本操作は
可能となりました。これで純正以外のコントローラも使えるかと思ったけど、
手持ちの PC 向け USB コントローラは XMB では使えるのに LBP では
動きませんでした。

発売直後はサーバーの不調かネットにログインできないことが何度かありました。
それでもストーリーモードとエディットは出来ます。

ストーリーモードのボリュームはかなり増えているし、それぞれ凝っていて
良く作り込まれています。
先にエディットを経験しておけば、ステージの仕掛けがどうやって作られているのか
考えたり、仕組みを再現してみる楽しみ方もあり。

リトルビッグプラネットのエディットは良くできていて強力です。
かえってゲーム経験が豊富な人の方が、「エディット=難しい」と先入観があって、
軽視してしまうかもしれません。だとしたらもったいない。

スクリプトでもなく、状態遷移グラフでもない。
物理法則だけでさまざまな仕掛けを作れてしまう、ゲームの新しいプログラミング
スタイル(?)といえるかもしれません。

言ってしまえばゲーム自体が電子ロジックではなく「機械仕掛け」でできています。
その機械仕掛けをわざわざコンピュータでシミュレートしているわけです。

フラグとか演算とか、そんな概念は何も無し。
スイッチと配線が出来るため、がんばれば論理回路が作れます。
でも物理的なスイッチを動かすモーター(ぶらぶらボルト、ピストン)とマグネット
スイッチを経由するのでリレー式です。

このゲーム(アプリケーション)のジャンルはきっと、機械式ゲームのエミュレータ。

Little Big Planet (2)

Playstation 3 の Little Big Planet ベータをしばらくやってました。
(もうすぐ時間切れ)

little big planet

このゲーム、ほぼすべての画面で複数人同時にプレイできます。

(1) オンラインで繋ぐ
(2) コントローラを複数繋ぐ

合計 4人までです。

オンラインモードや複数人モードなどが分かれておらずシームレスです。

PS3 にローカルに繋いだコントローラからは常に参加可能で、
ポッド(メインメニュー) でも、ゲームモードで「ひとりで遊ぶ」を選んでも、
エディットモードでも付いてきます。
もともと単一のカメラなので、画面分割しなくても矛盾しません。

ゲームの「ひとりで遊ぶ」とは厳密にはプレイ人数のことではなく、
「オンライン接続の禁止=オフラインモード」を意味しているようです。

・ポッド
  メインメニューであり、個人毎のホームやロビーも兼ねています。
  フレンド登録しているプレイヤーがオンラインなら直接行くことが出来ます。
 
・ストーリー
  あらかじめ組み込まれているステージをプレイします。
  操作を覚えたりエディットで使える素材集めもここ。
  複数人で参加可能で、ネットに繋ぎたくないときは「ひとりで遊ぶ」を選びます。
  「オンライン」を選んだときはホストになります。

・クイックマッチ
  「オンライン」でプレイしているユーザーにランダムでつながるようです。
  ステージが終わるとホストの人のポッドに連れて行かれます。
  
・コミュニティ
  ユーザーが作った無数のステージを遊ぶことが出来ます。
  特に組み込みのステージとの違いもなく、複数人で同じように遊べます。

・ぼくの惑星
  自分でステージを自由に作ることが出来ます。
  アップロードすればコミュニティに登録されて誰でも遊べるようになります。

  アップロードしなくても、自分がホストの場合はポッドにいるユーザーで一緒に
  プレイすることが出来るようです。

  エディット時はオンラインユーザーは入れません。
  コントローラを複数繋いでいる場合は、最大4人まで同時にエディットできます。
  複雑なものとか大きなものは協力して作っていくことが可能で、
  二人以上でないとクリアできないトラップなども確認しながら作れます。

途中参加受け付け終了を意味するゲートロック・ポストをマップに配置しない限り
オンラインではいつでも参加出来てしまうようです。
クイックマッチで入った瞬間ゴールだったことが何度かありました。

ロードは速いので、ほとんどバックグラウンドで行われているのかもしれません。
たまに待たされることがありましたが、どちらかと言えばネット側の問題だった
ようです。

エディットもかなり力が入っていて、ツール1つ1つに丁寧なチュートリアルがあります。
裏で勝手に説明ムービーが流れているだけなので、すでに理解している場合は
さっさと先に進めることが可能。

エディット系ツールでは素材から自由に形を作ることが出来ます。
3D オブジェクトのペンで、絵を描くようにモデルが作られます。
基本的にマテリアルは使う素材によって決まっていて、見た目だけでなく
重さや滑りやすさ、つかめるかどうかといった特性も素材で決まります。

見た目を変えるにはステッカーを貼ります。いわゆるテクスチャ。
エディットモードだけでなくプレイ中もステージ内のオブジェクトにステッカーを
貼り替えできます。
USB カメラがあれば、取り込んでステッカーを作ることも可能です。

エディット中も物理シミュレートは有効になっており、空中に置いたものは落ちるし
ぶつかると倒れます。
動くと困るときは、十字キーの上で物理シミュレートを一時停止します。
巻き戻しのような操作でいつでも Undo/Redo 可能なのも便利。

画面は 3D ですが、画面の奥行きには制限があります。
使えるのは 3 ラインまでで、厚みの幅も固定。
コリジョンは 3D だけどオブジェクトの移動は 2D。

オブジェクトは組み合わせてのり付けしたり、ボルトや紐で組み合わせて形状を
作り上げていきます。

機能的なコネクタもあって、回転するモーターや伸び縮みするピストンなど
スイッチで切換えられます。

ジョイントで繋がれた物体の物理シミュレートや、スイッチの配線だけで様々な
ものが連動し、仕組みを作り上げていくことが可能です。
どう使うかは決められたものではなく、どれもこれも工夫次第。

フラグ管理とかスクリプト等といったゲームの都合による設定は極力排除されていて、
身の回りに近い理解しやすい世界が徹底されています。

エディット自体、一歩引いた次元の違う無機質なツールでは無く、
1つの世界として繋がっており、同じように楽しめるゲームの一部といったところ。

これらはベータ版を元にしているので製品版では変更される可能性があります。

Little Big Planet

ここずっと PS3 の Little Big Planet ベータやってます。はまっています。
道路標識をチェックポイント(コンティニューポイント)と見間違えたくらい。

オンラインにあがっている様々なステージをプレイするだけでも延々遊べそうなのに、
エディットが非常に楽しいです。

自由度が高く、シンプルな物理ルールで出来ているので、
工夫次第で出来そうなことがいくらでもあります。
いかにもゲームっぽいお約束な決まり事にとらわれないのがいい。

littlebigplanet