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メビウス PC-NJ70A (9) まとめ

モニターももうすぐ三ヶ月です。
このクラスの同スペックな PC はたくさんあります。
基本的な PC 部分の性能はほぼ横並びでそれほど大きな違いはありません。
PC 部分はおそらくあまり他と変わらない感想になってしまうことでしょう。

だからこそ差別化が必要で、その点メビウスは強烈な個性を持っていました。
光センサー液晶パッドを搭載していることです。

タッチパッド部分が液晶画面なのです。
この液晶パネルがセンサーも兼ねているとのこと。
この不思議なデバイスは、各画素が光に反応し2次元のイメージとして取り込むことが
できるようです。
処理次第では全く制限のない入力装置になるかもしれません。

惜しむらくはこの個性とテクノロジーが、メビウス自体の魅力に思ったより
つながっていなかったということです。
この点過去の書き込みでいくつか考察してきました。

それでもレポート開始当初はかなり楽観視していました。
6月に開発キットが公開されるとの記事があったからです。

ASCII.jp 謎のMebiusは光センサー液晶パッド搭載のNetbook!
 >光センサー液晶パッドのアプリケーション開発に必要な情報や開発キットは、
 >同社から6月くらいに提供される予定。ユーザーにより開発された独自アプリ
 >ケーションの登場も期待される。

初物で使いづらい点があったとしても、もしかしたら自力で何とか出来るのでは無かろうかと。
レポートに書くネタにもなるし仕組みや出来ることに興味もあったからです。

でも結局開発キットは無し。
アプリケーションが一つ追加されたのみで、光センサー液晶パッドで出来ることは
残念ながら発売直後とあまり変わりませんでした。

●おすすめできる点

・手書き文字入力

パソコンで手書文字認識できる機能はよくあります。その扱いやすさを考えると
電子辞書のように手前に液晶パッドが付いているスタイルはたいへん理にかなっています。

タッチパネル付きの PC は少なくないですし、タブレット PC だって各種あります。
でもキーボードの奥の液晶画面まで手を伸ばして、そのままペンで書くのはたいへんです。
逆に液晶を折りたたんでタブレット形状にしてしまうとキーボード操作に難儀します。

メビウス PC-NJ70A は普段の PC スタイルながら、すぐ手が届く手前にタッチパッド
があり、いつでもペンを扱えます。キーボード操作も妨げません。
メイン液晶+キーボード+液晶パッド、といったスタイルは今のところメビウス
独自のものです。

もう少し動作が速くて気持ちよく操作できたなら、手書き以外の他の機能も
お勧めできたかもしれません。

●改良希望点

通常のタッチパッドと比べてまだ使いづらいところがあります。
独自の専用アプリケーションもまだまだ不足しているように思います。
このように 1つ 1つの細かい点は気になりますし、実際にレポートやアンケートで
報告させていただきました。
でも本当は、ソフトウエアで継続して更新していけるのが PC の良いところです。

結論として、今最も感じている足りないところは、発売&モニターレポート開始から
3ヶ月経過してもほとんど変わってないところだと思います。

光センサー液晶パッドを使ったアプリが次々と出ていたり、アイデアをすぐに実現
出来る環境があったなら、今は多少不満があっても
「今後なんだか良くなっていきそうだ」 とか 「今後面白くなっていきそうだ」 といった
勢いや流れが見えていたかもしれません。
自分で何とか出来そうだ、と思えるだけでも十分だったと思います。

おそらく今一番危惧しなければならないのは、このまま変わらないのではないかと
思ってしまうことでしょう。

関連エントリ
メビウス PC-NJ70A (8) タッチアプリとイルミスキャン
メビウス PC-NJ70A (7) 一ヶ月後
メビウス PC-NJ70A (6) ユーザーインターフェース
メビウス PC-NJ70A (5) サブモニタ
メビウス PC-NJ70A (4) 使用感
メビウス PC-NJ70A (3) Windows7 RC を入れる
メビウス PC-NJ70A (2) 初期セットアップとメモリ増設
メビウス PC-NJ70A 液晶センサータッチパッド
メビウス PC-NJ70A 画面解像度とタッチ

Windows7 Multitouch API (3)

こちらで触れたように Multitouch 周りは Windows7 ベータの時と仕様が若干
変わっています。なかなか試せず時間がたってしまいました。
ベータの WM_TOUCH

Multitouch API には 2系統あります。WM_TOUCH と WM_GESTURE です。
WM_TOUCH は複数の点の座標をそのまま送ってくるメッセージ、WM_GESTURE は
ある程度の動作を判断したあとに送られてきます。
両者は共存できないので、あらかじめどちらを使うか切り替えておくことになります。

ベータの時は WM_TOUCHDOWN, WM_TOUCHUP, WM_TOUCHMOVE と 3種類
メッセージがありました。RC 以降は WM_TOUCH 一つにまとめられています。
WM_TOUCH 系は複数のタッチ点の座標を一度に送信してくるため、それぞれ個別に
DOWN/UP する可能性があります。受け取った構造体の TOUCHINPUT には個別に
UP/DOWN/MOVE フラグが立っているので情報としては十分です。
複数の点をまとめて WM_TOUCHDOWN/TOUCHUP/TOUCHMOVE とひとくくりに
なっていたのは GESTURE のような操作を想定していたからかもしれません。

少々不思議なのは個別の UP/DOWN/MOVE は本当に区別できるのかということ。
座標はその瞬間サンプリングされたタッチ点なので厳密には個々のポイントを区別
することができず、連続性を持った値になるとは限りません。
例えば移動中のマルチタッチ点が増えたとして、どの点が新規にタッチされたものか
区別しなければならないということです。
サンプリングレートが十分速くて移動が限られている UI 操作ならそれほど問題
ないのかもしれません。
WM_TOUCH のイベントでは Windows 側で同一点の処理が行われており、
TOUCHINPUT の dwID に識別番号が入っています。
dwID が同じものを見ていくと DOWN ~ MOVE ~ UP の流れを見ることが
できるわけです。

lparam がハンドルなので、GetTouchInputInfo() で詳細を受け取ります。
これもベータ時の HANDLE から HTOUCHINPUT に変更されているようです。

void WM_Touch( UINT mes, WPARAM wparam, LPARAM lparam )
{
    int inputs= LOWORD( wparam );
    TOUCHINPUT  tbuf[ 32 ]; // inputs
    HTOUCHINPUT	hinput= reinterpret_cast( lparam );
    if( GetTouchInputInfo( hinput, inputs, tbuf, sizeof(TOUCHINPUT) ) ){
        TOUCHINPUT*  tp= tbuf;
        for( int i= 0 ; i< inputs && i < 32 ; i++, tp++ ){
            ~
	    tp->dwID // 識別
	    tp->x, tp->y // 座標
	    tp->dwFlags // UP/DOWN/MOVE
	}
    }
    CloseTouchInputHandle( hinput );
}

実際の 2点タッチだとこんな感じです。

0:(34054,41033) ID=3 flag=3a mask=4 ex=0 cx=4881 cy=5874 DOWN INRANGE PRIMARY NOCOALESCE 

0:(34054,41033) ID=3 flag=39 mask=4 ex=0 cx=4881 cy=5874 MVOE INRANGE PRIMARY NOCOALESCE 
1:(46230,31629) ID=4 flag=2a mask=4 ex=0 cx=5162 cy=5057 DOWN INRANGE NOCOALESCE 

0:(34007,40957) ID=3 flag=19 mask=4 ex=0 cx=5179 cy=5057 MVOE INRANGE PRIMARY 
1:(46224,31614) ID=4 flag=09 mask=4 ex=0 cx=4974 cy=5874 MVOE INRANGE 

0:(33966,40880) ID=3 flag=39 mask=4 ex=0 cx=5121 cy=5061 MVOE INRANGE PRIMARY NOCOALESCE 
1:(46212,31600) ID=4 flag=29 mask=4 ex=0 cx=4951 cy=5877 MVOE INRANGE NOCOALESCE 

0:(33796,40627) ID=3 flag=39 mask=4 ex=0 cx=5121 cy=5061 MVOE INRANGE PRIMARY NOCOALESCE 
1:(46330,31582) ID=4 flag=29 mask=4 ex=0 cx=4951 cy=5877 MVOE INRANGE NOCOALESCE 

0:(33632,40378) ID=3 flag=39 mask=4 ex=0 cx=4916 cy=5068 MVOE INRANGE PRIMARY NOCOALESCE 
1:(46447,31563) ID=4 flag=29 mask=4 ex=0 cx=4904 cy=5870 MVOE INRANGE NOCOALESCE 

0:(33082,39298) ID=3 flag=39 mask=4 ex=0 cx=4916 cy=5068 MVOE INRANGE PRIMARY NOCOALESCE 
1:(46757,31680) ID=4 flag=29 mask=4 ex=0 cx=4904 cy=5870 MVOE INRANGE NOCOALESCE 

0:(32531,38217) ID=3 flag=19 mask=4 ex=0 cx=3779 cy=5108 MVOE INRANGE PRIMARY 
1:(47074,31801) ID=4 flag=09 mask=4 ex=0 cx=4464 cy=5870 MVOE INRANGE 

0:(32531,38217) ID=3 flag=34 mask=4 ex=0 cx=3779 cy=5108 UP PRIMARY NOCOALESCE 
1:(47074,31801) ID=4 flag=29 mask=4 ex=0 cx=4464 cy=5870 MVOE INRANGE NOCOALESCE 

0:(47074,31801) ID=4 flag=24 mask=4 ex=0 cx=4464 cy=5870 UP NOCOALESCE 

座標値をピクセルに変換するには TOUCH_COORD_TO_PIXEL()。

HP TouchSmart IQ800 を使っていますが、たまに multi touch が無効になっている
ことがあります。何らかの更新のタイミングで、別のドライバに上書きされて
しまっているようです。ドライバを入れ直すと再び使えるようになります。

nextwindow Windows 7 Touch Screen Driver

関連エントリ
Windows SDK for Windows7 RC と Multitouch / Direct3D 11
Windows7 Multitouch API その(2) WM_GESTURE 系
Windows7 Multitouch API

作業向けの高性能マウスが欲しい

キーボードに結構こだわっている人はいます。
プログラマだと少々高くても良いものを探したり、好みのものを選んで使ってる
方も多いことと思います。
全く同じように、緻密ながら素早い動作が必要になるデザイナーの作業でも
マウスの性能差は作業効率に大きく影響があるのだそうでです。

知り合いのデザイナーにきいたところ、仕事がらマウス選びにはいつも
苦労しているのだそうです。

マウスの場合、性能の良い高級タイプはゲーマー向けとして売られているものが
ほとんどです。
センサーの性能や確実性、反応速度などはやはりこれらゲーマー向けマウスが
一番だとのこと。

ただどうしてもサイズが大きいものが多くて、手になじまないのが悩みだと
訴えていました。
ゲームプレイ時と作業時では、実際にマウスを動かす稼働範囲やマウス自体の
持ち方が違っているのかもしれません。
例えば手首を固定して指先でマウスを持つような持ち方の場合、
マウスが大きすぎると手のひらが密着してあまり動かせられなくなります。

持ち方だけでなく、純粋に手の大きさが違う場合もあります。
マウスのサイズにはもっとバリエーションが多くても良いのではないでしょうか。

日本のブランドである DHARMAPOINT のゲーマーマウスは、比較的小振りで
よく使っているそうです。

なんだかんだでいろいろ試しているうちに、DHARAMAPOINT ブランドの製品は
マウス全世代、マウスパッド数タイプ、交換ソール、キーボードなど
ヘッドセット以外は全部買いそろえてしまったらしい。

DHARMAPOINT

ゲーマーマウス並の高性能で、さらに作業用で持ち方にあわせて
大きさを各種選べるような、そんなマウスは無いでしょうか。
毎日ほとんどの時間をマウスとともに費やしているわけです。
ストレスを抱えながら作業するよりは少々高くても良いマウスを選びます。

メビウス PC-NJ70A (8) タッチアプリとイルミスキャン

モニターレポートで少々当てが外れたのは、2回目くらいまでには SDK など
何らかの開発情報が出てるだろうと予想していたからです。

最初の使用感などから徐々に詳細に踏み込んだり、実際に応用を試したりと
そんな流れを想定していました。まだ動きがないので、もしかしたら Windows7
のリリース待ちかもしれません。
開発関連の情報があれば、この興味深いデバイスで何が出来て何が出来ないのか
明らかになってくると思います。

●アプリの追加

売りである光センサー液晶パッドには最初からいくつかのアプリケーションが
組み込まれています。手書き文字対応辞書やゲーム、電卓や手描きツールまで
一通りそろっています。

ここにはさらに専用のアプリを追加することができます。

まだ SDK などの配布が行われておらず、対応ソフトを自由に作れる状態では
ないのですがメーカーのサイトで新しいソフトが公開されていました。

PC・モバイル ユーザーズ倶楽部

上記サイトの「ダウンロードサービス」に「タッチソフトダウンロード」という
アイコンがあります。

 PC-NJ70/NJ80用 タッチソフト
   ゲームソフト「イルミスキャン」

早速試してみました。

●ゲーム内容

インストール手順は一般的な Windows ソフトと同じです。
ダウンロードした IllumiScanInstaller.exe を実行します。

完了するとタッチパッド部のホームメニュー「エンターテインメント」の中に
アイコンが追加されており、イルミスキャンを遊べるようになっています。

Windows7 RC に入れましたが問題なく組み込み&実行できました。

ゲーム内容は、表示された丸いマーカーを指で隠していくというもの。
一度に複数のマーカーが現れるので、そのすべてを指で覆います。
マルチタッチでないとできない操作だし、いくつでも検出可能な光センサーだから
こそ実現できる内容といえます。

ゲーム内容の方は反応がいまいちなのか自分の操作が下手なのか、音で反応は
するけどうまく進めなくて時間切れです。遊び方のヘルプを何度も見返したものの
どうもうまく遊べませんでした。

でもこのアプリ、真に見るべきところはそこではないようです。
ゲーム中は余裕がなくて気がつかないのですが、上のメイン画面の方に
タッチパッドに触れている指の影がうっすらと映っています。

mebius pc-nj70a
↑三本指

mebius pc-nj70a
↑タッチペンを置いてみたところ

おそらくタッチパッド部分で取り込んでいる映像だと思われます。
タッチペンなど、きちんと形が取れているのがおもしろいところです。

今までのアプリでは、一般的なタッチパッドとしての使い方からあまり大きく
外れたものではありませんでした。
イルミスキャンでは本当に画像として実データを見ることが出来るので、
初めて光センサーらしさを実感できた気がします。

●インストールまで

イルミスキャンでゲームより手間取ったのはダウンロードまでの道のりです。
無料ダウンロードだけどユーザーズ倶楽部への会員登録が必要です。

ユーザー登録には名前住所など個人プロフィールが必要になるので書き込みます。
その途中で所有している SHARP 製品の登録番号を入れます。
製品をユーザー登録すると得られる番号らしく、仕方なく先にこちらも登録。

するとまた同じように名前住所などを書き込む欄があって製造番号も入れます。
これで登録番号が得られたので、あらためて ユーザーズ倶楽部の ID を取得します。

ちょっと試したいだけなのに 2度手間のような登録作業や、何度も書かされる
個人情報など、義務感がなかったら途中であきらめていたかもしれません。
本体を所有していれば勝手につながってダウンロードできるなど、何らかの
工夫が欲しいと感じました。
もっと簡単になればダウンロード数も増えるのではないでしょうか。

●タッチアプリ

比較的気に入っているのは手書き文字認識です。
ペン操作は指より操作しやすく候補も即座に出てきて気持ちよく使えます。

逆にいつも残念に思うのはメビウスの全画面乗っ取ってしまうアプリケーションです。
ゲームもタッチパッド部だけで遊べるものが多いのに、関係ないはずの上の
ウィンドウズ画面も奪われます。

マウスモードとタッチメニューはいつでもワンボタンで切り替えできます。
電卓等は他の作業中でもいつでも呼び出せるのが良いところ。
ゲームも同じように呼び出せたら便利だと思うのです。

たとえばブラウザを開いた状態で、ファイルのダウンロード中だけちょっとだけ
パズルを進めておきたい、と思ってもできない。
ゲーム中マウスモードには切り替えられても、上のフルスクリーン画面が残るので
結局アプリを終了しなければならないからです。

PC に統合された光センサー液晶パッドは、1つのことに専念するような使い方より
気軽に呼び出せる方があっていると思います。

イルミスキャンでは、タッチパッドに乗せた物体の形を判別できることがわかりました。
タッチパッドとして無理に使うより、光センサーにしかできないことを考えた方が
良さそうですね。

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メビウス PC-NJ70A 液晶センサータッチパッド
メビウス PC-NJ70A 画面解像度とタッチ

メビウス PC-NJ70A (7) 一ヶ月後

モニター開始から一ヶ月。とはいえ SDK 等の動きもないので、特に何も変わって
ないというのが正直なところです。
HDD なのでアプリケーションのインストールで困ることもなく、容量も書き込み
速度も気にせずに使っています。

主な用途は 32bit OS での動作テストや、テキストメモ取り PC として。
基本的にはこれまで使ってきたノート PC と全く一緒です。
売りの光センサー液晶パッドはあまり活用できていないので、SDK が公開されるか
追加アプリが登場するまで眠らせておくかもしれません。
サイズも重さも決して悪いスペックではないのですが、今だと他にもっと小型軽量な
良い選択肢があるだけに悩ましいところです。

● Windows7 RC

Windows7 RC で使用しています。詳しいインストール手順はこちら。
メビウス PC-NJ70A (3) Windows7 RC を入れる

Windows7 RC で液晶パッドへのアプリの追加
メビウス PC-NJ70A (5) サブモニタ

Windows7 なのは主に動作テストのためと、標準の Home Basic ではリモートデスク
トップなどいくつか機能制限が生じるためです。

個人的に行っている設定

ネットブック系 PC は横長のワイド画面が多く、縦方向は狭くなっています。
WindowsVista までは、設定次第でタスクバーの上にアプリケーションウィンドウを
重ねることが出来ました。
Windows7 はできないので、タスクバーを画面の左端に配置しています。
アプリケーションで上下幅をめいっぱいまで使えるように。
タスクバーをわずかに横にのばすと、時刻だけでなく日付も表示できます。

pc-nj70a
pc-nj70a

●マウス

Bluetooth の外付けマウスを使用しています。

SONY VGP-BMS33

光センサー液晶パッドはマウスモードで表示を消す設定にしていますが、
何らかのタイミングで液晶パッドのバックライトが点灯してしまいます。

 SHARP 液晶パッド設定→マウスモード時に、液晶パッドの表示を消す

サスペンドから復帰したタイミングや、省電力設定でメインディスプレイの電源が
切れた場合、その復帰と同時に液晶パッドも点灯してしまうようです。
真ん中ボタンでいったんパッドのモードを切り替えるとバックライトが消えます。

持ち歩いてて一度、光センサー液晶パッドの反応が悪くほとんど操作出来なくなる
ことがありました。室内だったので、汗などによるパッド部の汚れが原因では
ないかと思います。外付けのマウスは必須となりました。

●アドオンジャケット

アドオンジャケットは天板の保護にもなるし、好きなメモとか挟んでおけるので
おもしろい仕組みです。欠点は 100g ほど重くなること。
持ち歩く用途を考えた場合どちらを優先するか悩みます。
結局軽量化を考えて取り外しました。

●通信

外では UQ WiMAX を使用しています。
こちらはモニターではなく購入品。
まだエリアが限られていますが、一度つながれば外でも高速な通信が可能です。
7月から正式サービスが始まることもあり、以前使えなかった場所でもつながるように
なってきました。

●インストールソフトウエアメモ

インストールしている主なソフト。
Google Chrome
ATOK2008
DirectX SDK March 2009
UD01SS Utility
Vim 7.2

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メビウス PC-NJ70A 液晶センサータッチパッド
メビウス PC-NJ70A 画面解像度とタッチ
Windows7 beta で UQ WiMAX