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EeePC T91MT と Multi Touch

Eee PC T91MT 触ってきました。
マルチタッチは同時に 2点まででした。

ASUS Eee PC T91MT

本体にスタイラスも内蔵しており、LOOX U/G90 同様に感圧式(抵抗膜?)だと思われます。
ただし LOOX U が 5点以上識別できたのに対して T91MT は 2点まででした。

その代わり液晶部を折りたたんでタブレットスタイルにすることができるし、パネルの
反応も良好でした。

HP のマルチタッチ機種と同じように、マルチタッチを使ったいくつかのアプリケーションが
搭載されており、フォトビューアなどがあります。こちら標準の Windows7 Gesture API
を使っているらしく、フリックによる切り替えや拡縮できるものの反応はワンテンポ
遅れる感じがします。操作には少々慣れが必要だと感じました。

Gesture API は簡単ですが、操作してからイベントが発生し、それから対象によって
挙動を選択しなければならないため自由度が下がります。
やはり Touch API を使った方が良いのかもしれません。

個人的には 8.9インチの小型液晶タイプが復活したことと、901 と違いキーボードの
変形がほとんど無く、均等幅だった点がポイント高いです。
web の写真はどれも英語キーボードだったので現物を見るまで確認できませんでした。

昔に比べると GMA500 のドライバも改良されていて Aero がスムーズに動くようになって
います。デフォルトは Aero の”透明感あり”で若干重かったですが許容範囲でしょう。
個人設定の画面から設定で透明感を off にすると速くなります。

ようやく Multi touch 対応 PC が増えてきました。
もう少し 3D に強い機種もあると良いのですが。

関連エントリ
LOOX U G90 と Multi Touch
Windows7 Multitouch API (3)
Windows7 とマルチタッチ / HP TouchSmart PC IQ800

LOOX U G90 と Multi Touch

先週末 LOOX U/G90 を店頭で触ってきました。
見事にマルチタッチ対応でした。

FUJITSU LOOX U

HP のデスクトップのような光学式でもなく、HP のノートのような複合型でもなく、
抵抗膜式のマルチタッチパネルだと思われます。
ペンも使えるし、WindowsMobile 端末のように表面のシートを押し込む感覚があります。

とりあえず Windows のペイント上で指 5本分 (同時に 5点) 認識していることは確認できました。
実際はもっと識別出来るかもしれませんが、画面が 5.6インチと小さいため試すのも結構
大変かもしれません。
開発機としても結構惹かれるものがあります。

キーボードは、以前購入した初代 LOOX U とは比べものにならないくらい打ちやすかったです。
QWERT の段が左にずれているのさえなければ、文字入力用途で買っていたかもしれません。

関連エントリ
Windows7 Multitouch API (3)
Windows7 とマルチタッチ / HP TouchSmart PC IQ800

Google 日本語入力 と em1key

Google IME が 64bit に対応したので入れてみました。
Windows 7 x64

きちんとキー操作のカスタマイズに対応しているし、Export/Immport 可能だし、
Export したカスタマイズファイルもテキストなのでそのまま書き換えられます。
今使っている ATOK2008 も結局サポート機能をほとんど全部無効化していたので
これで十分でした。数字による候補選択のショートカットを無効設定できる点も
ATOK2008 より好印象です。

API は TSF に対応しているらしく、em1key も ATOK オプション無しでそのまま
起動できるようです。MS-IME 同様 em1keypc をそのまま実行するだけで使えます。

NetBook を WiMAX 据え置きルータにする

URoad-5000 は持ち歩きには便利だし電源を入れるだけで即使える点も魅力です。
でもバッテリー駆動できるモバイル向けルータなので、パフォーマンスよりバッテリー
寿命や軽量化の方が優先されているようです。自宅など据え置き用途で使うには少々
パワー不足な感じがします。UPnP に対応していないといった制限もあります。

そこで、使い道に困っている(余っている) NetBook を自宅用ルータにしました。
Windows 標準の ICS を使っているだけですが、たぶんこちらの方が高速でしょう。
実際に試したのは Vista Home Basic です。ここでは Windows 7 で説明しています。

(1) NetBook に WiMAX の設定を行います。普通に WiMAX が繋がれば OK。

  USB タイプ UD01SS (UD03SS) を使ったので、USB ポートにさしてドライバとユーティリティ
  ソフトをインストールし、更新をかけました。

(2) 「ネットワークと共有センター」を開きます。
  左側の「アダプターの設定の変更」をクリック。(Vista だと「ネットワーク接続の管理」)

(3) 「ローカルエリア接続」の中から WiMAX 相当を探します。
  右ボタンでプロパティを開きます。

(4) “共有” タブを開いて共有の設定をします。
   「ネットワークのほかのユーザーに ~ 接続を許可する」
   「ネットワークのほかのユーザーに ~ 制御や無効化を許可する」
  の両方にチェックを入れます。

(5) 「ホーム ネットワーク接続」のプルダウンメニューで、他の PC やゲーム機など
  の端末をどこにつなぐか選択します。

  たいていの NetBook は、有線 LAN ポートと無線 LAN の両方を備えています。
  おそらくアダプタとしてこの段階で下記の 3つが存在しているはずです。

   ・ローカルエリア接続
   ・ローカルエリア接続 2 (UD01SS WiMAX)
   ・ワイヤレスネットワーク

  ※ ローカルエリア接続 の番号は環境によって変わる可能性あり
  今回は次のようにつなぐので、WiMAX じゃない方のローカルエリア接続を選びます。

     WAN (UQ WiMAX)
       |
 [ローカルエリア接続2 (UD01SS)] 
       |
     [NetBook]
       |
 [ローカルエリア接続 (有線LAN)]]
       |
[ハブ or 無線LAN アクセスポイント]
       |
   他の PC やゲーム機

共有設定することで NetBook がルータ相当になり、DHCP サーバーとして IP アドレスも
割り振ってくれます。

無線 LAN アクセスポイントの設定が済んでいるなら、NetBook とアクセスポイント間を
無線でつなぐことも可能です。アクセスポイントに DHCP クライアント機能があるならそれを
有効にするだけですが、固定 IP アドレスなら割り振られるアドレスと確認してから登録します。

●速度

時間帯や条件が一定と限らないので、速度はおおよその目安です。
UQ WiMAX 自体の速度はエリアや電波状況で変わります。

(1) 1.5Mbps

UD01SS + URoad-5000 --無線-- LAN-PWG/APR(子機モード) --有線-- Desktop PC

モバイルルータを 2 個経由していたせいか、かなり速度が落ちていました。
LAN-PWG/APR は子機モードでコンバータとして使っています。

(2) 2~3Mbps

UD01SS + URoad-5000 --無線-- GW-USMicroN (USB無線LANアダプタ) + Desktop PC

無線 LAN 直結 (11n) になったので速くなりました。

(3) 5~Mbps

UD01SS + NetBook

直差しが一番速いです。5Mbps くらい。

(4) 5Mbps

UD01SS + NetBook --有線-- CG-WLBARGNH(ルータ,Hubとして) --有線-- Desktop PC

NetBook に直接有線でぶら下がっている形です。オーバーヘッドが減っています。

(5) 4.5~Mbps

UD01SS + NetBook --有線-- CG-WLBARGNH --無線-- GW-USMicroN + Desktop PC

CG-WLBARGNH (無線LAN ルータ) を、アクセスポイントモードで設定しています。
これで無線 LAN ルータ相当となりました。モバイルルータをそのまま使うよりも
速度が出ています。

関連エントリ
WiMAX ルータ URoad-5000 (4) 充電の仕方
Windows7 beta で UQ WiMAX

画面を歩く虫がバグの元

光学式タッチパネルは些細なことでも反応します。
そばに置いたコンビニの袋の取っ手が画面に触れただけで、スリープが解除されたりもします。

マルチタッチ対応 HP IQ800 を長いこと机の上に置いてますが、
袖が触れたり、書類の端が触れたりすると敏感に反応。
電源が入ったり、気がつくとクリック音が鳴り続けていることがあるのです。

今日の犯人は虫でした。
突然スリープから復帰したと思ったら、よく見たらマウスカーソルが勝手に動いている!
小さな蜘蛛くらいの虫で、ぴったりトレースしてマウスカーソルが付いていく様は面白い。

でもタッチパネルだからクリックされていることに…
場所によっては勝手にダイアログのボタンが押されたり、
勝手にプログラムを起動したり、
勝手にブラウザのリンクに飛んだりする可能性もあるわけですね。
慎重な作業中は 虫 にも注意。

取りあえず今度 ペイント の上を歩かせてみます。