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iPhone iPad iPod touch

iPhone 3GS iOS4 と外付けキーボード

iOS 4 へのアップグレードで外付けのキーボードが使えるようになりました。
手持ちの Bluetooth キーボードをいくつか繋いでみましたが、結局純正の
Apple Wireless Keyboard MC184J/A に落ち着きました。

・PS3 ワイヤレスキーパッド
  日本語・英語モードの切り替えができない。英語配列になる。

・RBK-2100BTJ
  使えるが古いタイプは再接続に問題があるらしい。
  (http://www.reudo.co.jp/rboardk/rbk2000bt2/ios.html)

以下気がついたことなど

 (1) Apple Wireless Keyboard の特殊キーがそのまま使える
 (2) Apple Wireless Keyboard で電源が入る (Sleep 解除できる)
 (3) 一部 Emacs 風の編集キー操作が使える
 (4) 変換性能が上がっている

(1) Apple Wireless Keyboard の特殊キーがそのまま使える

音量調節、iPod (メディアプレイヤー) による再生開始や曲送り、
画面の明るさ調整キーがそのまま使えるようです。
リモコンになります。

(2) Apple Wireless Keyboard で電源が入る (Sleep 解除できる)

Sleep 状態でも何らかのキーを押すだけで電源が入ります。ロックの解除も不要。
パスコードを設定しているときはキーボードからコード入力できます。

(3) 一部 Emacs 風の編集キー操作が使える

下記の Ctrl を使った編集操作ができるようです。

Ctrl-F/B   カーソル左右移動
Ctrl-A/E   行頭、行末
Ctrl-K     行末まで削除
Ctrl-H     BS
Ctrl-M/J   改行
Ctrl-I     TAB

SHIFT を押しながらカーソル移動操作で選択範囲指定。
(SHIFT + Ctrl-F/B/A/E も使える)

標準のメモでも Safari の URL 欄でも有効です。
コピー&ペーストなどは普通に Command キー。
Ctrl-P/N が無いのは残念。

(4) 変換性能が上がっている

iPad では外付けキーボードの常用諦めましたが、iOS4 + iPhone 3GS では
ある程度長い文を変換しても大丈夫でした。
インライン変換では無いものの文節伸縮もできるようになっており
十分使えそうです。

(4) の改善が一番大きいです。その他個人的に便利だと感じたのは (3)。
キーカスタマイズソフトを作れなくても何とかなりそう。
(2) は便利な半面問題もあります。カバンに入れて持ち歩こうと思っても
すぐに電源が入ってしまう可能性が高いので。

iPhone 3GS エスプガルーダII ESPGALUDA2

先日リリースされた ESPGALUDA2 にはまってます。
元はアーケードの 2D シューティングゲームらしいですが、単なる移植でなく
iPhone 3GS 向けに作り込んであってかなり面白いです。

CAVE エスプガルーダ II

3GS 世代 (Cortex-A8+PVR SGX 535) 専用となっており、2D ながら大量のオブジェクトが
動く様を見ることができます。動きもなめらか。特に気に入ったのが次の 3 つです。

(1) 弾避けに専念できる

モードも豊富で難易度と操作の自動化を個別に選ぶことが可能。
一番簡単な操作方法を選べば、ほとんど一本指に近い操作ができます。(覚醒ボタンはあります)

弾幕シューティングは基本的に避けるゲームなので、攻撃などそれ以外の要素を
オートに任せて一番面白いところに集中できます。非常に入りやすいです。

(2) 移動が思い通りになる

自機の移動速度が結構速く、指の操作についてくるので気持ちよくプレイできます。

 ・自機の移動が遅くて回避が間に合わない
 ・移動速度が早すぎて隙間を抜けられない

といったジョイスティック操作でありがちな悩みが、タッチ操作によってうまく
解消されています。

自機の移動はタッチ操作でオフセットつき。絶対位置では無く、マウスと同じように
移動量が反映されます。画面が指で隠れて見えなくなることが無いわけです。

全体的に難易度を下げて、気持ちよく遊べる方向にアレンジされています。
移植ながら iPhone での操作にほとんど不満がないのが良いですね。
むしろタッチ操作の方が面白いんじゃないかとすら錯覚します。

きちんと操作をあわせて作り込んでしまえば、このジャンルは向いているのかも
しれません。

(3) OpenFeint

OpenFeint 対応で、オンラインのランキングや Xbox360,PS3 のような実績(トロフィー)
もあります。試してませんが Facebook や Twitter 連動などもできるようです。
モバイルながら常にネットにつながるのでコンソールと同じような充実ぶりです。

ちなみに iPhoneOS 4.0 では OS / SDK 自体に最初からこの手のソーシャルゲーム
プラットフォーム機能が組み込まれるとのこと。
モバイルゲーム機の最先端を進んでいます。
きちんと作ればゲームも iPhone だけで十分じゃないかと エスプガルーダ2 を見て
本気で思いました。

もう一つ iPhoneOS 4.0 では iPad 同様に Bluetooth Keyboard がつながるようになります。
Keyboard が使えるならジョイパッドのようなコントローラだって作れるはず。
ゲームプラットフォームとしての弱点が無くなりつつあります。

MacOSX の環境設定メモ

今まで全く使っていなかったので、やはりいろいろな面でつまずいたりします。
特に操作に慣れておらず、初歩的なキーボードやマウスの設定が落ち着くまでも
結構かかりました。以下そのメモです。

●キーボードの配列

Windows 用キーボードを USB 接続で使っています。
システム環境設定のキーボードショートカットから Ctrl キーの配置変更ができます。
でも ESC キーの入れ替えがありません。
ソフトウエアでの入れ替えだとアプリケーションによってキーボードの認識に差が
生じる可能性もあったのであきらめました。

結局ハード的にキーの入れ替え機能を持ったキーボード (DHARMAPOINT DRTCKB91UBK)
に交換して、キーボード側で Ctrl/ESC の位置を置き換えています。
Mac 標準の日本語キーボードだと最初から Control キーが A の左に配置されて
いるので、これで良かったのかもしれません。

●日本語変換のキーカスタマイズ

標準の日本語変換だと設定項目が少なくキー操作の変更ができませんでした。
Windows の場合、MS-IME でも変換操作のキーを自由に変更することができます。
たとえば日本語入力中の文節移動や文節伸縮の操作を全部ホームポジションから
操作できるように設定できます。

ATOK2009 を導入しました。
web にはこの辺の情報が無くカスタマイズができるかどうかわからなかったのですが、
Windows 版では出来ているので入れてみました。
結果当たりでした。Windows 版同様にキー操作を変更できます。
カーソル移動や文節伸縮などを任意のキーに割り当て使っています。

●マウスの挙動

最初は気にならなかったのですが、使っていてどうもマウス挙動に違和感を感じる
ようになりました。カーソルが移動が遅いので、速度設定をあげると微調整が
スムーズにできなくなります。小さいボタンがうまく押せない感じ。
当初マウスの問題かと思って、新しいマウスに取り替えたり電池を替えたり
マウスパッドを用意してみたり、ワイヤードマウスにしたりといろいろ試しました。
下記のページによると OS 側の問題だったようです。

MacOS Xのマウス挙動 Pert2 (absurd-wings)
Mac OS X のマウス加速問題

Microsoft 製のマウス (Explorer mini) と、マウス付属のユーティリティソフト
Microsoft IntelliPoint を導入することで使いやすくなりました。

iPhone 3GS 入手

昨日の朝に入手。比較的手に入れやすそうな店を選んだけれどさすがに混雑していて
しばらく待たされました。iPhone 3GS

手に入れたあと周りからきかれるのは「速い?」「速くなった?」ばかり。
正直あまり速いとか実感していないのですが、事実上目立った違いがそれしかない
ということでしょうか。
おそらく前使っていたのが比較的速い iPod touch 2G で、通信も無線LAN しか
使っていなかったせいでしょう。3G の通信で遅いと感じるなんて贅沢になりました。

中身は大幅に入れ替わっているようで、iPhone 3G のおよそ 2倍だそうです。

iPhone 3G    : ARM11         412MHz   8stage  128MB
iPod touch 2 : ARM11         533MHz   8stage  128MB
iPhone 3GS   : ARM Cortex-A8 600MHz  13stage  256MB

core が違うので単純な比較は出来ませんが、クロック周波数で 約1.46倍。
さらに Cortex-A8 はスーパースカラで 2命令同時発行らしいので、2パイプ動作して
実質 1.4倍程度と考えると (1.4*1.46= 2倍) ちょうど良い感じです。
その代わりインオーダー発行なので命令並びに依存するし、パイプラインの
ステージ数もだいぶ深くなっています。

wikipedia ARM architecture

メインプロセッサもそうですが、PowerVR SGX は ShaderModel 3.0 が動作する
はずなので、本当に違いが出るのは今後対応アプリが出揃ってからになるでしょう。

表面上変わってない、違いが少ないというのはむしろすごいことです。
過去にずっと長いこと日本製 PDA を使っていましたが、アプリ開発上の難関は
ユーザーインターフェースの互換性でした。
新製品が出るたびにボタン配列も全部変わってしまうし、そのたびにいちいち
プログラムを修正して、新しい操作方法を考えて、対応アプリを出さないと
いけなかったからです。
対する Palm は頑なにボタン配列を守り続けていました。

当時メーカーの方に話を聞く機会がありましたが、曰く商品コンセプトありきだとのこと。
毎回どこで売るのかコンセプトを考えて、ハードもそれに合わせてデザインする。
ソフトウエアもあわせて必要になれば調達すれば良い、とのお話でした。
商売としては正しいし全く異論はないのですが、ソフトウエア開発者としては
そこに何の未来も見いだせなかったのは事実です。
ZAURUS から手を引いた理由の1つはここにあります。

今の携帯電話もそうかもしれません。
ZERO3 も非常に使いやすくて気に入っていたのに、なかなか良い点が新型に引き継がれ
ません。良い感じにカスタマイズできても、新型に乗り換えるとまた同じことを最初から
やり直しです。
新たに発生した使いづらいところを穴埋めしていく作業なのです。

iPhone の魅力の一つは操作方法がずっと変わらないだろうと安心できること。
ビジョンがあって貫かれているからこそ、目先の商品コンセプトに振り回される
ことがないんでしょう。
速度とか OS3.0 の細かな変更点とかいろいろありますが、性能が上がって機能が
増えても、重要なところが大きく変わらないからこそずっと使い続けていけるはず。

これまで iPod touch 2G を使っていました。音楽プレイヤー扱いながら、
過去に使ってきた PDA の中では一番使いやすくて実用的だったという印象です。
OS3.0 への更新も、ソフトウエアをダウンロードしただけなのに Bluetooth が
使えるようになりました。
1200円でハードウエアも一緒に付いてきたような得した感じです。

HID はありませんでした。PS3 も Wii もコントローラは Bluetooh なので、もしか
したらキーボードだけでなくゲームコントローラもつながっていたかもしれない
と思うと少々残念です。

iPhone 3GS は iPod touch と比べると厚みもあって大きく感じます。
その代わりどこでも通信できて GPS とコンパスも使えるし、持ち歩くものを1つ
減らせます。乗り換える決め手となったのは MMS で、メールアドレスも変わらずに
従来の携帯電話を置き換えられるようになりました。

SMS/MMS はメーラーというよりチャットのような画面レイアウトで、フォルダではなく
送信相手毎に分類されます。
最初悩んだのは MMS の送信が出来ないこと。上の「メール」というボタンを押すと
ただの E-Mail になってしまいます。
下にある1行の入力欄が SMS/MMS 送信用の本文でした。検索だと思ってました。
いろいろ慣れない部分も多いので、これから慣れます。